基本データ

落差:50m(白糸の滝)、40m(下見の滝)

所在地:山梨県富士吉田市上暮地

水系:桂川水系柄杓流川支流殿入川支流

評価:ともに☆☆☆(5段階中)

難易度:1(5段階中)

訪瀑日:2025年3/23

 

まず、滝の位置です。柄杓流(しゃくながし)川の支流・殿入川の源流部に懸かる滝で、国道139号線から殿入川へ沿った車道を進んでいくとアプローチすることができます。道中には滝への案内もしっかりあるので迷うことはあまりないかと思います。案内に従って行くとやがて滝の駐車場に着きます。

 

駐車場にはこのように滝への所要時間の書かれた看板も設置されています。ここからは遊歩道が伸びているので、滝へ向かってどんどん進んでいきます。

 

途中、このように2滝の写真が掲載された案内もありました。そして、歩き始めて3分程でこのような案内があります。

 

どうやら滝の周辺はハイキングコースとして整備されているようです。そして、今までは舗装された道を歩いてきましたが、ここからは山道を歩いていくことになります。山道へ入るとすぐに橋を渡り、その直後、道の脇に下の写真のように「下見の瀧」という看板があります。

 

この横に落ちているのが下見の滝になります。ここまで駐車場から4分程でした。

 

下見の滝・全景

 

わかりにくいですが、写真中央部の黒くなっている部分が滝になります。

 

下見の滝・上部をアップで

 

落差40mの大きな滝で、岩肌の上を滑るように落ちてくるナメ滝です。

 

下見の滝・下段

 

下段部は5mちょっとくらいでしょうか。

 

下見の滝・中段部

 

中段部へ向かうには少し山道を外れることになります。とはいえ、踏み跡のようになっているので特に問題はありません。

 

下見の滝・上段部

 

この上段部が一番落差のある部分で、20mくらいはありそうです。

 

下見の滝・上段部をアップで

 

残念なことに源流部に懸かる滝なので、水量は少ないです。ただ、雨後などの増水時に来れば白い布を垂らしたような美しい姿が見れそうです。

 

下見の滝の撮影を済ませた後、今度はメインの白糸の滝に向かいたいと思います。下見の滝を巻くようにして山道が続いているので、頑張って登っていきます。登っていく途中、このように下見の滝を見下ろすことができます。

 

下見の滝・山道から

 

このあたりから更に登るとようやく白糸の滝が少し見えてきます。そして、駐車場から10分弱で東屋があり、その近くには下の写真のように「名勝 白糸の滝」と書かれた看板があります。

 

滝はこのすぐ後ろに落ちています。

 

白糸の滝

 

下見の滝同様、水量が少ないのは残念ですがこちらも落差50mの大きな滝です。

 

白糸の滝・上部

 

見上げるような高さからサラサラと水が流れ落ちてきます。

 

白糸の滝

 

「白糸」の名の通り、糸を垂らしたような姿が印象的です。

 

白糸の滝・下部

 

滝の下部にはまだ残雪がありました。

 

白糸の滝・直下から

 

東屋から斜面を足元に注意しながら下るとこのように滝の直下に立つこともできます。

 

白糸の滝・直下から

 

50mの高さがあるのでずっと見上げていると首が痛くなってくる程です。

 

白糸の滝・上部

 

ちなみに、滝の上部に注連縄が張られている写真も見かけましたが、訪れたときには撤去されたのか無くなっていました。どうやら信仰の滝でもあるようで、行ったときには気が付きませんでしたが滝壺の左岸中腹には祠も祀られていたようです。

 

白糸の滝・直下から

 

雨後に来れば岩肌一杯に水が流れてかなりの美瀑になりそうな予感がします。

 

白糸の滝・直下から

 

なお、滝の落差については150mとされるものが多いですが、これはだいぶ誇張されたもので、すぐ下流に続く下見の滝と一体と見なしたとしても100mに届きません。

 

下見の滝・落ち口

 

先述の通り、この滝のすぐ下流は下見の滝となっており、このように落ち口のすぐ近くまで行くこともできます。

 

2滝とも大きな滝ですが、水量に難があるため増水時を狙っていくのが良いと思います。

 

なお、余談ですが、帰宅後にこの地域の滝の情報を調べていたところ、この滝と同じ上暮地地区を流れる数見川の上流部には下から順に一崖滝、二崖滝、三崖滝という3つの滝があるようです。(せっかくすぐ近くまで来たので行っておけば良かった😭)これらの滝は滝屋でもほぼ知っている人はいないくらいマイナーで、辛うじて一崖滝の画像はネットにもいくつか載っていましたが、残る2滝の画像は見つけられませんでした。どうやら一崖滝までなら道があって行けるようですが、その先は未整備とのことです。正直行けるかもわからないのであまり無責任なことは言えませんが、もし興味を持たれた方がいたら是非トライしてみてください。