基本データ

名称:銚子の瀧

落差:10m

所在地:山梨県甲州市大和町初鹿野

水系:富士川水系笛吹川支流日川支流棚小屋沢

評価:☆☆☆(5段階中)

難易度:1(5段階中)

訪瀑日:2025年4/26

 

※以前この滝を銚子の瀧(?)と名称が不確定な状態で紹介していましたが、役所に問い合わせたところ、この滝が銚子の瀧とみて間違いなさそうなことがわかったので、(詳しくはこの記事を参照してください)改めて銚子の瀧として名称を確定させた状態でここで紹介します。訂正・加筆箇所については赤字にしてあります。(2025年9/10)

 

棚古谷山不動尊・不動尊の滝①・不動の瀧の続きになります。周囲にある不動の瀧、大明神の瀧と合わせて不動尊の滝という滝群を構成している滝になります。前回の記事のラストで、不動の瀧から帰ろうとしたときに下の写真の標柱が目に入り、そこに書かれていた滝を探すことにしたと書きました。

 

前回の記事でも述べた通り、この標柱に載っている3滝のうち銚子の瀧、大明神の瀧という2滝の存在は事前に調べたときには全く知らず、どこにあるのかということもわからない状態でした。しかし、滝があるとすれば不動の瀧と同じ棚小屋沢にあると考えるのが自然だと思ったので、ひとまず不動の瀧の上流を調べてみることにしました。

 

そういえば、上の写真の「不動尊の滝」と書かれた標柱の左上に「奥不動尊へ」と書かれた案内があったのを思い出し、もしかするとそこに滝があるかもしれないと考え、奥不動尊へ行ってみることにしました。

 

奥不動尊へは、不動の瀧の前で沢を木橋でわたり、不動の瀧を右岸から巻くように付けられた道を辿っていきます。

 

途中、このように不動の瀧を真横から眺めることができます。

 

わかりにくいですが、中央に滝が流れています。そして、この滝を巻く道ですが、なかなか急な上に落ち葉が堆積していて滑りやすくなっていました。途中には親切に手すり代わりのロープも付けられていましたが、何度も滑って意外と苦戦しました。

 

頑張って滝を巻き終えると、やがて落ち口の上あたりでもう一度沢を橋で渡りますが、そこで沢の上流を見たところ、なんとそこにはまた滝がありました。

 

銚子の瀧

 

沢の横を登って、近くまでやってきました。滝の規模はすぐ下流の不動の瀧と同じくらいなので、10m程だと思います。

 

銚子の瀧(?)

 

滝の名前がわかる案内のようなものが無いか周囲を探してみましたが、残念ながら見つけることはできませんでした。ただ、この滝がどうやら銚子の瀧のようです。

 

銚子の瀧

 

2段の滝で、上段は水流が数条に分かれています。

 

銚子の瀧・下段

 

下段は岩肌の上を滑るように流れ落ちています。

 

銚子の瀧

 

下部で幅を広げながら落ちてきており、確かに名前の通り銚子に見えないこともないかなといった感じです。

 

銚子の瀧

 

下流の不動の瀧でさえほとんど知名度が無いので、さらに上にあるこの滝についてはほとんどの滝屋さんも知らないのではないでしょうか。

 

銚子の瀧

 

滝前まで来る人はほぼいないと思いますが、その分秘境感があってなかなか良い空間です。

 

銚子の瀧・上部

 

増水時に来ると幅一杯に流れ落ち、なかなか見応えのある姿に変身しそうな予感がします。

 

銚子の瀧

 

ここまで来るのに特段難所も無いので、もう少し知名度が上がっても良いのではと思える滝でした。