基本データ
名称:釜尻
落差:5m(上段3m+下段2m)
所在地:埼玉県小鹿野町飯田
水系:荒川水系赤平川支流岩殿沢
評価:☆☆☆(5段階中)
難易度:1(5段階中)
訪瀑日:2025年12/14
引き続き、秩父遠征のネタです。(同行者:いせさん、@monakaさん)
この滝も「地図で歩く秩父路」(飯野頼治著)に記述があった滝です。
まず、滝の位置です。(下の赤点)
滝の位置(地理院地図を編集して作成)
滝は、以前紹介した聖浄の滝がある岩殿沢の下流に懸かります。滝の目印となるのは、国道299号線のこのT字路から脇道に入り、約160m進んでこのT字路を右折した後、約0.9km進んだ地点にある岩殿橋です。
この橋は欄干が赤く目立つので比較的すぐわかると思います。また、この橋を渡った先には駐車スペースがあるのでそこに駐車することができます。
目的の滝は岩殿橋の真下にあり、直下に立つには右岸沿いに付けれらた歩道を辿って沢まで下り、少しだけ沢沿いを進むと正面に立てます。
釜尻
滝下まで来てみると、なんと滝の左側の岩盤には穴が開いており、そこから水が流れ出ている衝撃の”穴滝”でした。
釜尻
ネット上に一切写真が無かったのでどんな滝かは対面するまでわかりませんでいたが、まさかこんなに個性的な滝だとは思いもしませんでした。
釜尻
まずは右側の流れからです。岩肌を伝うように優しく流れ落ちています。
釜尻
続いて、穴が開いた左の流れです。この後、穴に倒木が詰まっていたので、見栄えが悪いということで頑張って倒木を取り除いてみました。倒木を取り除いた後の姿がこちらです。
釜尻
倒木を取り除くと穴の部分に全水量が集中するようになりました。つまり、メインの流路はこの穴を通るルートだったようです。
釜尻
一方でさっきまで大部分の水が流れていた右側は、このようにほんの僅かしか流れなくなりました。
釜尻
今度は穴の開いた左側の流身の真正面に立って撮影しました。
釜尻
綺麗にぽっかりと開いた穴から水が流れ出てきます。
釜尻
また、この滝は2段の滝で、このように穴から上段を撮影することもできます。
釜尻
改めて、正面です。自分の知る限り、埼玉にはこのように完全に岩盤を貫通して流れ落ちる滝は他にないので、かなり貴重な存在だと思います。埼玉一の奇瀑と言っても大袈裟ではないでしょう。
釜尻
周囲の岩の造形も見事です。
釜尻
どのようにしたらこんな穴滝ができるのかと、自然の神秘を改めて実感させられました。
釜尻
帰りは左岸側の斜面をよじ登って道路まで戻りました。途中、上段を含めた全景を見ることができました。
釜尻
滝の規模は上段3m、下段2mの計5mくらいだと思います。
釜尻
道路下なのでアクセスもしやすく、かなり珍しい穴滝なので滝好きの方は是非訪れてみてください。















