今日、以前より期待していた映画『父親達の星条旗』を見てきました。
この映画はクリント・イーストウッド監督が太平洋戦争最大の激戦地といわれる硫黄島戦を日米双方の視点から、2部作で描き話題になっており、こっちはアメリカ側の視点から見た前部作です。ちなみに日本側からの視点で描かれた作品は『硫黄島からの手紙』という名前で12月9日に公開されます。
公式HP⇒http://www.iwojima-movies.jp/
おおまかなストリーなどは、公式HPや他の映画評論サイトで見れますし、これから見る方へのネタばれになってはいけませんので、敢て割愛します(^^;(以下で少しだけネタばれするかもしれませんが・・・)
でっマーボー独自のちょいミリタリーオタな偏った感性?で見た結論から言うと・・・
自分が期待し過ぎていたのか?正直いまひとつでした。
(人間ドラマとしてのストーリー性は別として)
過去アメリカが描いてきた第二次世界大戦ものは、相手国の感情を無視した?ワンサイドな内容内が多かったような気がする、ただ今回はアメさんがバタバタや殺られるシーンも多数あるし、しっかりとしたリサーチの基に描いているので、アメリカ側から見た、こちらの作品でも少しは日本人の感情に対し配慮されているのはなんとなく分かりました・・・でも正直(やっぱり)日本兵が雑に扱われている感は否めなかった。あと劇中日本語は『助けて』しか聞こえなかった&台詞なし=日本語字幕もなし=こっちの作品は著名な日本人俳優の登場なし=次作へと繋がるストーリーの連続性もなしは残念、次作への期待が希薄になる。・・・
あと自分、戦争映画に関し、戦争と言う事実=決してSFやフィクションではないし全て戦史上の史実を忠実かつリアルに描くべきと考え、そのリアリティ度で評価を決めてしまう。
戦史上の史実を忠実に再現する?とは、思想&宗教による民族感情の表現、撮影する場所、登場する兵器、兵士の装備品や銃、、タバコなど細かい小道具に至るまで拘り、戦闘シーンに於いては俳優の動き、台詞、言動(スラング含)などの演技面等・・・どれをとっても超リアルである事。
今回、製作にはスピルバーグも絡んでいたらしいので、太平洋前線版の『プライベートライアン』?を期待していたが・・・残念ながら戦闘シーンに於いては、あそこまでのリアルな臨場感や細かな拘りは感じられなかった。⇒銃弾の飛び方、迫撃砲の炸裂の仕方、銃弾命中した瞬間や血しぶき等・・・プライベートライアン(戦闘シーン)の細かい拘りは尋常ではなかった事を改めて感じる。・・・
でも、個人的に賞賛したい部分も結構ありましたよ。(普通の人は重視しないであろうミリオタな視点)
例えば・・・
・間違いなく硫黄島で撮影しているであろうシーンが多数伺えたとこ。
・F4U・コルセアのコクピットから見た擂鉢山の機銃&当時、実戦配備まもないロケットランチャーで攻撃するCGシーン。
・戦艦ミズーリー等の艦砲射撃CGシーン。
・海兵隊が擂鉢山を上っていくシーンでちゃんとバック(背景)に米艦隊の大群が写りこんでいたとこ。
・九六式軽機関銃がバリバリ勢い良く薬きょ排出してた発砲シーンのとこ。
・九二か三年式重機関銃もちゃんと保弾板の給弾方式でバリバリ撃ちまくってたとこ。
・地下壕の中で突撃ラッパの前に懐中電灯で映し出されたホルスター入りの九四式自動拳銃(将校用)が写っていたとこ。
などなど・・・がミリオタとしてはGOODでした。
この映画が公開される以前より、太平洋前線で唯一米軍側の死傷者が日本側を上回った、この硫黄島戦には大変興味があり、NHKのやヒストリーチャンネルなどの特集は必ずチェックし見ていたので=その戦闘の凄まじさの予備知識をある程度持って見てしまったので・・・
この辺りの『凄まじい戦闘』が、どの様に?、どの程度?描かれているのかに、とても興味がありましたが・・・
劇中の戦闘シーンで普通の人が見ると結構グロいシーンがあったと思うが、以前読んだ硫黄島書物の戦闘内容はあんなもんじゃ無かったし、『1人10殺』の精神等・・・ホラー映画になっちゃう程のその内容は過激過ぎるので、やっぱりこの手の映画で表現する事は・・・きっと不可能なんだだろう。・・・
あと最後に流れた『硫黄島からの手紙』予告編では当時の日本人兵士の感情などリアルに感じられそうな作品?でありそうな事や、日本人俳優メインのキャスティング(渡辺謙、中村獅童、ジャニーズの二宮和也 等)で、はたして、どの様な仕上がりになっているのか?その演技も含め非常に楽しみです。&今度のは?期待してます。
硫黄島戦がどれほど激戦だったかは⇒Wikipedia 『硫黄島の戦い』
忘れてはならない過去です。日本人なら知っておきましょう。








