
『御翼の陰に隠されて』
エミー・カーマイケル 著 デイヴィッド・ハザード 編
柳瀬多喜雄 訳
1868年に北アイルランドで生まれ、インドで宣教の働きをささげたエミー・カーマイケル。本書は、彼女が書き記した多くの著書の中から、テーマ毎に40項目を黙想の形としてまとめたものです。
カーマイケルは、インド宣教の途中、大怪我を負い、長い年月、床に伏せることになってしました。眠れないほどの恐ろしい痛みの中で、彼女の元に届いたある手紙。彼女の心は、その言葉によって鋭く突き刺されてしまいました。「強制された休み」のことについて、さも愉快な出来事かのように軽い調子で書かれていたのです。
事故の直後は、あるがままを受け入れて、心の平安をいただいていたのに、人の口から出た軽はずみな言葉によって、彼女の心は乱されてしまいました。
しかし、その経験を通して、幸せな思い、思いがけない贈り物が与えられたというのです。
「わたしたちの休みは、神によって与えられるシャローム、どんな状況にいようとかかわりなく与えられる「神の幸い」にのみ見いだされると、わたしたちの父なる神は知っておられますーー神の贈り物である安らかな思いで、心はいっぱいになります。甘いけれども意味のない言葉を使って他の人が無遠慮にわたしたちの心に踏み込むときも、神に感謝することができます。」(「あなたがたの喜び」p134)
人からの心ない、胸を突き刺すような言葉。立ち上がることも難しい状況。もし自分だったら、なぜこんな目に合わないといけないのかと、不公平じゃないかと神様や周りの人に不平をつぶやいてしまうだろうと思います。
彼女が記した言葉の一つ一つに、神様との豊かな愛の交わりを感じました。
神様のことをもっと知りたい、神様をもっと愛したい。そうするためには、もっと何かしなければ、犠牲にならなければ、と余分な力が入ってしまう私。
そうではなくて、神様の愛にとどまること、つながることが、始まりであることを常に覚えていたいです。
神の御翼の陰に身を寄せ、私の隠れ場となってくださる主の御手に依り頼めるようになりたいと願います。
持ち運び便利な文庫本サイズなので、私は朝の通勤中に5分くらい読んで黙想して、というのを日課にしてました。
神様に信頼してゆだねることを知りたい、心に平安を求めている人にぜひお勧めします!
今日一日も祝福がありますように。シャローム☆