娘の哺乳瓶拒否問題。 | 髪の毛なくたってHAPPYに行こう!

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汎発性脱毛症で二児ママです。
家族や信頼できるごく一部の友人にカミングアウト。ウィッグをかぶってるけど基本的には楽しくやってます。脱毛症、ウィッグのこと、日々の生活のこと、家族のことなど、そのときに書きたいことを更新しています。

(長いです。)

入院にあたり、問題が…


娘の哺乳瓶拒否!!!!



難題です。




母乳育児中でそれに慣れているため
うちの場合は哺乳瓶を受け付けない。
それが母不在時の問題に…

生まれて2か月くらいの頃までは哺乳瓶を飲むこと(瓶哺乳)ができてた。
だけどその後は母乳だけで体重も増え、数時間預けるときも娘がほとんどぐずらないので、私が帰宅後に母乳を飲ませればそれでOK。
自然と瓶哺乳の機会がなくなっていった…

まさか、こんなことになり、生後半年足らずである程度長い母子分離を経験することになるとは誰も思ってもいなかったので
いざ瓶哺乳の機会が再び必要となるとそれを飲めないことに焦ってしまった。


哺乳瓶の練習をしたらどうかという義父母の提案から始まり、
話し合うなかで、
母乳をあげるわたしがいないほうがあきらめて哺乳瓶を飲んでくれるのではないかということになり、
先日、試しに母子分離することに。
よく、ママ以外の存在が哺乳瓶であげたら飲んだよ~ときくのでそれを実践することに。
一時的に外出するのでなく、入院を想定して夜もわたしがいないほうがよいということで
私は自分の実家へ朝から出掛け、そのまま翌日まで過ごすことに。
そして、義父母が我が家に泊まり込みで娘をみてくれ、哺乳瓶の練習に付き合ってくれた。
義父母は(哺乳瓶を飲まないという自分たちの)不安が娘(孫)に伝わってはいけないからと穏やかに根気よく、娘にも無理させることなく取り組んでくれた。ありがたい。

結果、14時間かけてなんとか哺乳瓶を吸えた。
時間はかかったけど瓶哺乳させることができた。

その後も
私が哺乳瓶であげても飲んでくれるようにもなった。
でもまだ入院まで時間があるので母乳を直接的にあげる機会はあり、そのためか時にはやっぱり瓶での吸着拒否はまだ続いてる。

生後4ヶ月とはいえ、知恵みたいなものは備わっており、心地よいもの、不快なものの判別もつき、
娘にとっては安心感も満足感も得られる母乳にまさるものはない様子。夜間は添い乳の習慣があるので、夜、ねるまえに布団に寝かせれば自然と横を向き、おっぱいくださーいの姿勢になるほど(  ̄▽ ̄)
ちょっと早いけど人見知りも始まって、時間帯や機嫌によってはおじいちゃん、おばあちゃんをみて泣き(預けるときは大丈夫なのだけど)、父母以外の存在を拒否する場面も見られはじめている。

義父母が泊まり込みでやってくれたあとも、私なりに娘の様子を観察していると
単純におなかがすいてる、お腹がすいていても大泣きするまえなら、など
うまーく条件があえば
という条件つきで
哺乳瓶を飲めることもある。というのがみえてきた。


義父母からは、
哺乳瓶拒否は本人が飲めないのはかわいそうだからいっそうのこと断乳するつもりで直接授乳は止めて瓶哺乳だけにしたら…?
と提案を受けた。
義父母が二人であれこれ話し合って悩みながら出してくれた提案。
わたしもそうしたほうが良いのかなと最初は思った。けれど、いざやろうとしてみると、
母乳はでているので急に断乳というわけにもいかず…

搾乳の手間、直接母乳を与えながらその間に搾乳をすることの大変さ、直接母乳を与えるかわりにミルクを与えることで母乳での授乳回数が減り、乳房が張ってしこりができたり乳腺炎などのトラブルのもとになりかねないこと、(乳腺炎は最悪に痛いし熱も出るので家事育児にも支障あり…)
大泣きさせまいと泣かれるまえに哺乳瓶を用意しなければならない気苦労、それを家事や上の子の世話の合間にやらなければならないこと、夫と協力したいところだが、日々の家事育児に二人で取り組んでも条件を満たすタイミングになかなか瓶哺乳してあげれない現状、
泣きそうなのに瓶の準備ですぐあげられない、いざあげようとしてもスムーズに瓶哺乳できるとは限らない、そうなると時間ばかり過ぎる、家のなかの仕事も中断する、かつ結果的に、1日に飲める量が減り、娘の体重増加につながらない…


などの様々な問題が起きることがよーーーくわかった。


家事を一切中断し泊まり込みで瓶哺乳に集中できた義父母たちの意見としては
哺乳瓶は毎日必ず積極的に使って練習していってほしいようだったが…

そりゃできることなら
哺乳瓶に慣れさせて毎回必ずスムーズに飲んでもらいたいよ。そのほうが家族にとっては楽。娘も泣かずに済む。体重の増えを気にすることもない。

だけど
現状は入院までまだ時間があり、その間、瓶哺乳を進めようとすることでわたしにとっては体的にも気持ち的にも負担が生じ…あせる
誰かが食事作りや掃除や上の子の世話などを全面的にやってくれてこのことだけに集中して取り組めたらどんなによいだろう。でもそうじゃない。そうしてほしいとも思わないけど、
やれるなかでやれることをするしかない。夫に全面的に頼るのも現実的でない。

色々を心配してくれてる義父母の意見もよくよくわかる。でも私の気持ち的な負担がどんどん大きくなりそうで戸惑いを感じ…
それに、まだ母乳が出ているのにこんな早期での断乳に納得がいかず直接的に母乳を与えることを諦めることができない。と感じてる自分に気づいた。
検査や治療で止めるよう言われない限りは続けたい気持ちが強い。

そこで
夫と時には喧嘩になってしまうほど話し合いを繰り返し、

まだ本番(入院)まで時間があるので
いまはまだ母乳も思う存分直接あげて、
嫌がらずに機嫌のよいおなかがすいていそうなときを狙って瓶哺乳に慣れさせる…ただ、無理はしない。無理なくやっていこう。

という結論に。

義父母の気持ちも本当はわかりたいし実際に瓶哺乳させなきゃならないのは私ではなく義父母だし、(私たち夫婦に気遣って本音は言わないけれど察するに)飲んでもらえなくて切ない思いをするのも義父母たちだし、だからそこをいまのうちになんとか解決させたい気持ちがあるだろうと察するのだけど…

現状をお話して、
「もし、それでだめなら
哺乳瓶で飲ませることにこだわらずにスプーンやカップであげていけばよいから」
と、義父母も最終的には私の意向を尊重してくれた。

(息子のときは完全哺乳瓶拒否だったので、義父母がスプーンやカップであげてくれていた。そういう経験もしてくれてる)



手術は3月あたりになりそう。
ちょうどそのころには娘も月齢が進み、離乳食も始まっているし、そしたらスプーンにも少し慣れるだろうし、
口に母の乳首以外のものが入る経験が増えれば、
いまはだめでもマグマグ(人工乳首のついた子供が両手でもてるタイプのコップ)とか6か月から始められるというストロー(最近出たのかな!?息子のときには見かけなかった商品!)とかも受け付けてくれるかも?しれないし、
色々トライしてみよう。

義父母が一番始めに言ってくれたように、
娘の適応力を信じたい。

赤ちゃんな娘にわかるのか?はわからないけれど母の気持ちを娘にお話していこう。


気持ちが整理できて方向性もみえて
すこしだけスッキリ。



今回の悩みには
母乳育児支援のエキスパートである(国際免許をもってる)友人が相談にのってくれて、こういう母子分離時の母乳育児をどうするか、瓶哺乳をどうするか、などをレクチャーしてくれた。
そのおかげもあり出せた結論。

完全には哺乳瓶を受け付けることは今回はできなかったので、泊まり込みでそこまでやってくれた義父母の努力を無駄にしたのではないかと申し訳なく思っていたが、その友人からは、今回の泊まり込みで、瓶哺乳はできる!ということがわかったのであとはぶっつけ本番でも良いくらいだとのご意見をいただきそれをきいてわたしも気持ちが楽になった。

わたし自身もいちおは専門的な知識はあるけれど、現場から離れてしまっているし、友人からより専門的に対応策やアドバイスを得られて気持ち的にも本当に助かった。ありがとう。


今回の哺乳瓶拒否問題、
すごく葛藤した。
適応力があるから大丈夫といってくれてた義父母。でもやっぱり瓶哺乳を拒否する孫の姿は切ないようで、義父母なりに何とかしたいと思ってる。でもそんな義父母の気持ちを汲めない自分。
どうしたらいいかわからなくもなった。
正直、自分のガンという現実に直面するより
辛い気持ちになった。

本番、どうなるかわからないけれど、娘の適応力を信じよう。母や家族の気持ちが届くといいな…

がんばれー自分

がんばろう娘

そしておとうさん、おかあさん
ごめんなさい、ありがとうございます。