SAVE THE RABBITSのショパンくんとマイアミちゃんが施設を離れることになりました。
ホームステイ（預かり先）は、ココロのおうちのラビトリーで暮らすことになります。
以前、ホームステイとして保護うさぎたちを一般のご家庭で「預り飼育」して頂いたことがあります。ココロのおうちでの預りは一般家庭での飼育ではないのでホームステイとはまた違いますが、預り飼育のことをSAVE THE RABBITSでは今後も【ホームステイ】という呼び名で統一させていただきます
出発にはまだ時間はありますが、ラビティーとして施設での参加は3月31日が最後になると思います。（ラビティー以降、出発までに見学なども可能ですのでショパン、マイアミを気になっていらっしゃる方はお問い合わせくださいね
）
私にとってこの決断は、簡単な話ではありませんでした
施設の意味
SAVE THE RABBITSには飼養施設があります。
ひとつの施設にうさぎが集まり、飼育環境を整え統一されたお世話をします。言い方は少し冷たいかもしれませんが、保護うさぎたちをそこで「管理」しています。
施設があるがゆえのデメリットも勿論ありますが、私が思う活動内容には、「預り有りきで保護活動する」というのはありませんでした。
それはうさぎと暮らす上で適正飼養について考える自分に、預かり先全てを把握するのは無理があるからです。そして統一することも出来ません。
里親さんに繋げる一連も全て、私の活動の中でうさぎとの暮らしを発信する大切なひとつです。なので施設じゃなくとも、自分がうさぎに関わりたいと思っています。
《ホームステイ間際に斜頸症状が出たケアルくんはAyaの家でホームステイをしました》
ホームステイのメリット
そんな中で、意図せずホームステイという経験をさせていただいた時、沢山のメリットも感じました。それは私のメリットではなく、あくまでうさぎたちの経験や、新しい一面を知れたことです。とはいえ、うさぎをあちこち移動させたり環境を変えることはしたくなく、ホームステイをするなら里親が決まる無期限が望ましいという思いもあります。
ラビトリーという環境
ココロのおうちのラビトリーは施設と同じよう団体生活で「おうちの暮らし」とは違います。どれだけ手厚くお世話され、うさぎさんのケアのプロの方の元であっても、おうちとは違います。
預かって頂くのに上から目線のようで大変恐縮ではありますが、私がココロのおうちでお願いすることに決められたのは、お世話に携わってくださる恵美さんのうさぎに対する思いに共感していますし、信頼しているからです。SAVE THE RABBITSのお世話の方法はもともと、ココロのおうちのラビトリーでのお世話法が基盤となっています。何よりSAVE THE RABBITSの現在の頭数より少ないココロのおうちのラビトリーでは部屋んぽの条件や環境もSAVE THE RABBITSに断然によく、ショパンやマイアミにとってもより良い暮らしを作ってくださると思います。
《ケージの中で浮かない顔のマイアミちゃん》
施設と変わらない部分
そしたら、里親いらないよね？とか、より良い環境に行けて良かったね！とだけは勘違いされないよう先程にも書いた通り、ラビトリーは施設と変わらない多頭飼育で家ではありません。
家族として傍にいるから気づける細やかなことや、家での暮らしで本来の自分自身を出せるようになることは、団体生活では難しいのです。
それは私が今まで出会った保護うさぎたちが教えてくれたことです。
どれだけ人見知りしてる子も、
人馴れしていなくても、
慣れていてナデナデが出来るようなうさぎたちにしたって
みんな家で暮らすと変わります。
ホームステイとしてココロのおうちで暮らしても、一日でも早くおうちの子として愛される暮らしをしてもらいたいと思っています。
それにうさぎを1匹のお世話は簡単なことではありません。
それをボランティアで引き受けてくださるのです。
《ゴロりんするマイアミちゃん》
預かりに出す理由
施設があるのに、ましてや一般家庭でもないのに「預り」としてうさぎを託すことに決めたのかをきちんとご説明しないといけません。
簡単に言うと、SAVE THE RABBITSが崩壊しないためです。SAVE THE RABBITSの在り方について考えるようになり昨年、預りについてお声かけていただきました。SAVE THE RABBITSの現状についてはまた別の記事に書きたいと思います。
預りに出す理由は、新たなチャンスを期待することと、今いる全てのうさぎたちを守るためです。なので今後も一般の家庭を含めてホームステイのうさぎについては考えています。
譲渡条件は変わりません
今後もホームステイのうさぎたちのお譲りする条件は変わりません。アンケートやお見合いやトライアル、譲渡までSAVE THE RABBITSが行います。
ただし、お見合い場所がSAVE THE RABBITSの施設ではなく、預かり先になります。
今回の場合は、見学やお見合いなど問い合わせはココロのおうちが窓口になり、今後ラビティーなどSAVE THE RABBITSに戻ることもありません。
今回はココロのおうちの協力の元で成り立ちますので、うさぎの現状も共有していただいたり、里親さんとのお繋ぎの際も暮らしのアドバイスなどをして頂けるよう協力していただきたいなと思っています。とても心強いですね！
色々と変化していくこともあるかと思いますが、これからのSAVE THE RABBITSをどうか見守っていただき、支えて頂けると嬉しいです
取り急ぎ、ホームステイに出発することをお知らせさせていただきましたが、ショパンくんとマイアミちゃんは3月31日のラビティーで施設内の譲渡会に参加は最後になる予定です（4月はラビティーがありません）
もし、気にかけてくださる方がいらっしゃいましたら、ラビティーにぜひお越しください。
ラビティー
保護うさぎたちを見にきていただける公開日になっています。ラビティー以外で見学をご希望の方は日程や時間をご予約が必要なので別途お問い合わせください。
ラビティーは予約は必要ありません。
当日は、fluffy'sで販売しているハンドメイドや出品していないものも含めてチャリティーグッズを販売しております。チャリティグッズだけでも見にきていただけると嬉しいです。
ラビティーご参加の方は詳細はご覧くださいね
SAVE THE RABBITSは寄付で活動しています。
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シンカブル
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