「子うさぎ」というと生後1.2ヶ月を想像しますが、「子どものうさぎ」自立心も芽生えて縄張り意識で喧嘩もするような年頃、カヌレくんを保護しました。
当時は兄弟同士の喧嘩の傷が顔や背中にありました。この頃、カヌレくんの他にも沢山のうさぎを保護した1年、時期でした。なんだかつい最近のことのようで若いという意識が強くあり元気に走り回る子なのでまだ2歳くらいの感覚でしたが、カヌレくんの年齢が今年で推定5歳になると改めて気づき驚いております
カヌレくんは砂粒症体質で膀胱の中に泥のように砂が蓄積しています。お水を飲む量は牧草を食べる量を考えると少なめですが、最近は以前より飲水量が増えている印象です。生活のルーティン変更による効果かもしれません
砂粒症やカルシウム尿について話すと長くなるのですっ飛ばしますが、とにかく「体質として」カルシウムが溜まりやすいのです。
今までもカヌレくん以外にも同じようなうさぎはいましたし、兄弟のボルドーにしても同じなのですが、カヌレくんはわりと酷いというか、溜まるのもそうですが、今は蓄積したものが流れていかない状態にあるのでは、というのが現状です
《カヌレのおしっこ》
お世話するボランティアさんがカヌレのおしっこの色に驚いているほどですが、おしっこに血液が混じっていて、出血しているのです。
《トイレ砂も真っ黒になる》
尿管が砂で炎症して傷つき、排尿のたびに痛みを伴っていると思います。なのでおしっこを小出しにしながら少しずつ出す、点々としたおしっこです。これが毎度あるとなると生活の質はかなり下がってしまっていると思います。
ここまでは、以前からもお伝えしているカヌレくんなのですが、食欲不振に繋がる時があります。胃腸うっ滞になるようなこともありますが、痛くて食べないというのが今の段階では最悪の状態。
ステロイドで痛み止めや、炎症を抑える薬を飲んでしのいだ事もありますが、常にそう言った状態を行ったり来たりではあります。
そこで一旦、カテーテルを通し膀胱内洗浄を行う手術をするか?しないか?という話があります。
これも対処療法のひとつで、砂粒症という「体質」が治るということではなく、またいずれ溜まる可能性は全然あります。
ただ一旦洗浄し、日々の生活の質を上げ、溜まらない(溜まる速度を少しでもゆっくりさせる)サポートをしていくことです。
カヌレくんの尿管はすでに出血レベルで炎症しているので、その状態でカテーテルを通すリスクが「死ぬかもしれない」というほどのリスクを懸念しています。
現状生活の質が低くても、食べている(生きている)ことを思うとそのリスクを踏まえて手術をするかどうか?非常に悩みます。してあげた方がいいレベルなのは間違いないですが、今すぐ!という緊急性はありません。
ただ冒頭で書いた通り、年齢や本当に悪くなった時に手術をするのはもっと高いリスクがあります。
ショパンくんのお腹の膿瘍にしてもそうですが、踏み切れない選択をしています。
カヌレくんは一番最後にへやんぽをします。理由は写真の通りです。
色が濃い(血混じり)のおしっこを少しずつ垂れ流しているような状態です。
健康なうさぎが多く助かっているところはありますが、個々のうさぎについてじっくり考えると何かしらあったりするので、悩ましくもあります
3月30日(土)チケット予約がまだ間に合う!
3月31日(日)ラビティー(予約不要)
いつも活動を支えて下さりありがとうございます
SAVE THE RABBITSは寄付で活動しています。
賛同いただけましたらご支援をお願いします
ゆうちょ・銀行振込
▼ゆうちょ間送金の場合
【記号番号】14370-88124051
【口座名】シャ)ウィルアンドルイ
▼三井住友銀行
【店番号】377
【支店名】宝塚支店
【口座種別】普通
【口座番号】4459584
【口座名】イッパンシャダンホウジンウィルアンドルイ
シンカブル
■うさチモ1番刈り
■パインの木の上で などのトイレ砂