さかのぼること、一日。
母「今年はマキシム・ド・パリのケーキが食べたいね」
妹「いいねいいね!お店って何処にあるの?」
母「大宮駅にあるよ」
妹「じゃあ仕事の帰道じゃないから、買って帰れないや」
母「お兄ちゃん(私)が帰り道だよね」
妹「あ、そうか!じゃあ買ってくれたらお金払おうかな」
一緒にコタツを囲んではいなかったが、私も十分聞こえる距離にいた。
なので、この流れは買っていかないといけないなと思い、帰る時間もお金もそして買ってからの満員電車も色々な意味で頑張った。
そして、家に着きケーキを買ってきたことを告げると、
母「え!本当に買ってきたの?」
と、冗談だったらしくとても驚いていた。
家族が喜ぶんだったらいいやと思って妹には何も追求しなかったのだが、妹も覚悟は決めていたらしく
「じゃあ、言ったから半分払うよ」
と言ってきた。
いつも似たようなことを言いながら「アザース」となし崩しになるので、今度は私の方が驚いた。
そんなこんなで、あとはケーキを美味しくいただいた。
買ったのはミルフィーユ
私はマキシム・ド・パリは初めてだったのだが、こんなサクサクのミルフィーユも初めてでとても感動した。
さすがに他の会社のケーキより高いだけのことはあるな。