3年生ブログ No.28 前川壮太 「最高の瞬間へのカウントダウン」 | 立教大学体育会サッカー部日記

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立教大学体育会サッカー部のマネージャー日記です☆
2013.3~

No.28  前川 壮太






プロフィール


学部学科: 経営学部経営学科

経歴: 桐光学園高校

ポジション: サイドバック、サイドハーフ

背番号: 129

最近ハマっていること/新しい趣味: 筋トレ、写ルンです現像




サッカー、筋トレ、スタババイト、恋愛。何事にも常に全力で"頑張っている"前川壮太。

高校のときは、しょっちゅう誰かと口喧嘩をしていたし、ファミマでLチキくださいって言うし、選手権でスタンドに手を振って怒られていた前川が、いまではいい奴キャラとして様々なコミュニティで活躍をしているところに成長を感じる。彼と出会って5年半、いまだに理解できない部分が多いが、残りの大学生活でどんな伝説を作ってくれるのか注目である。

早く一緒に試合出たいぜ。

庄司朗(桐光学園高校)




「最高の瞬間へのカウントダウン

こんにちは。
「皆が思う、生まれ変わるなら誰になりたい?ランキング」第一位の前川壮太です。
庄司くん、紹介ありがとう。でも少し修正したよ。おれのこと知りすぎているからって、何でも書いていいわけじゃないよ、お恥ずかしいでしょ。おれは君のように海で逆ナンされるほどのポテンシャルはないんだから、外見を飾るのに精一杯なのは許してくれよ。
 
昨年のブログで載せたプライベート写真を、付き合っていた彼女との写真にしたら、大谷(4年/川口北高校)に、
「ブログに彼女あげるやつ初めてみたよ。」と言われました。
「まあ付き合っていたら彼女もブログにあげちゃうくらい一途なんですよおれ。」と言い返した約1週間後、振られました。
いや、本当にキツかったです。3.4ヶ月へこみました。
振られたショックで、何か変えようとパーマをかけましたが、みんなに「ダサい」「前のほうが良かった」といじられました。そして悲しみを紛らわすために熱帯魚を沢山飼いましたが、今はもう1匹しか生きていません。すぐ死んじゃいました。もっと悲しくなりました。
大浴場でヴァレくん(B1コーチ)に相談したら、
「大丈夫。前川、お前は将来幸せになる。」と。
普段から情熱的で、説得力のあるヴァレくんが、案外誰でも言いそうな普通なことを優しく伝えてくれて、「そうですね」しか言えなかったこと、今でもはっきり覚えています。
 
まあ、まだ20歳なので、これからですよね。皆のおかげで前向きに生きています!
 
 
では本題に入ります。拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。
 
昨年のブログでは、自身の怪我について書かせていただいた。
"もう二度と怪我をしない。爆発した姿を見せられるよう残り約2年半突っ走っていく"
これに加え3年目は、
"公式戦に出て活躍する"という目標を掲げ、日々練習に打ち込んだ。しかし、2023年4月29日、紅白戦でドリブル中に負荷がかかり、右足の第五中足骨を骨折してしまった。最初は足を捻っただけかと思っていたが、時間が経つにつれ、何もしなくても激痛が走るようになり、長期離脱を覚悟した。
 
大学生活3回目の手術を行い、9月になった今でも全復帰出来ていない状況である。
怪我が多く離脱も多い自分にとって、3年目はよりギアを上げていかなければいけないと思っていた矢先にまた怪我をしてしまった。
「辛い」や「きつい」よりも、「申し訳ない」という感情が頭から離れなかった。
愛情を込めて僕にコーチングしてくれているヴァレくんや、切磋琢磨競争し合っているチームメイト、そして何より、全てのことを支えてくれている家族、僕に関わる全ての人の期待を裏切ったような感覚だった。
 
僕の学年で、アスリート選抜で入学した5人のうち、僕以外は既にトップチームで公式戦に出場し、活躍している。自分だけ、1試合も出場していない。何もしていない。
サッカーだけに限らず、バイト先でも、大学生活でも、家庭でも、期待に応えられていない。
全てにおいて情けない、そんな自分に何も自信が持てなくなってしまった。
 
だが、コーチ陣、チームメイト、家族はありがたいことに、僕のことを信じ、期待し続けてくれている。少しでも期待してくれている方がいる以上、クヨクヨして立ち止まっている暇はない。
自分の持っている力はこんなものじゃない。必ずもっと出来る。僕のことを支えてくれた全ての方々に少しでも良いところを魅せたい。期待に応えたい。こうやって口ではなんとでも言えるが、口だけではないことを数字として結果に残し、証明しなければならない。
これが今の自分のモチベーションに繋がっている。
今まで以上に身体のことを気にし、食事、睡眠、トレーニングに励んでいる。筋トレを続けて身体を大きくしたのは彼女に振られてモテたいからではない。サッカーで当たり負けせず、強みのスピードを活かし、結果を残し、最高の瞬間を味わいたいからである。
 
期待してくれた皆に最高の形で恩返しができるように、残り1年半のサッカー生活、死ぬ気で上へと目指していきます。どんなにボロボロになっても、何回でも立ち上がって挑戦し続けます。最高の瞬間へのカウントダウンはもう始まっています。まだ僕のことを期待してくださっているみんな、楽しみにしていて下さい。そして、これからも応援していただければ幸いです。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。



 


〈お気に入りのプレー写真〉







〈お気に入りのプライベート写真〉





4OFFで熱海で遊ぶ。(上列左)






      バイト先のメンバーで海岸花火

みぎからにばんめ




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