【3年生ブログ】 No.22 友寄慈安 「瞬間湯沸かし器」 | 立教大学体育会サッカー部日記

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立教大学体育会サッカー部のマネージャー日記です☆
2013.3~

No.22 友寄慈安




プロフィール

学部学科: 理学部・生命理学科

経歴: FC琉球u-15FC琉球u-18

ポジション: MF

背番号: 162

最近ハマっていること/新しい趣味: 宋世羅の羅針盤ちゃんねる


 

鍋を食べに行った時彼はお腹が空いていたのか、野菜に火を通さず生で食べ始めた。沖縄ではこれが当たり前なのかと衝撃を受けた。練習でたまに見せるバイシクルシュートを残りの1年半の試合で見せてほしいです!

そんなインパクトを残しまくる彼のブログに注目です!

岡山大雅(FW/金沢桜丘高校)
 

「瞬間湯沸かし器」

 「幸せの体感速度は早くなるばかり

傷が癒えていく速度は遅くなるばかり」

この世代なら誰もが知っているであろうCreepy Nuts「のびしろ」の歌詞だが、最近身をもって痛感している。サッカーを始めた時から頻繁にしていた打撲も今ではその回復に数日を要している。現在B1チームのトレンドである重量の大きい相手との接触が理由だと思いたいが、実際はただ老いているからなのであろう。また、わりと楽しく送らせてもらっている立教大学、そしてサッカー部での人生も半分を終了し第3学年となった。

 

 

 

残りの時間よりも過ぎた時間の方が長くなる一方で若干の焦りを感じてきた。清々しい気持ちでサッカー部での人生を終えられるのか、そんな不安から来る焦り。これまで「結果」というものは割と残してきた方だ。それならどうしたら清々しく終えられるのか。「サッカー」を楽しみきれたかどうか、それに尽きると感じる。

 

全力でぶつかり合う試合の中でサッカーの楽しさを感じてきた。サークル等多くの選択肢がある中で体育会の部活を選んだのはこれが理由だ。

 

 

そして立教大学サッカー部の引退、それは16年間のサッカー人生のおわりを意味する。この先プレーする事はあっても、全力でぶつかり合うサッカーは二度とできないだろう。残りの1年はサッカーを楽しめる最後のチャンスということ。

 

 

 ここまでの理論でいくと 全力=楽しい という事になるが、清々しく終えられる自信が無いのはまだまだ全力ではないということなのだろうか。もちろん全力のつもりだが、振り返れば少年期は瞬間湯沸かし器と言われ、時には周りが見えなくなる程アツプレーをしていた。上手くいかなければ瞬時に沸騰、コントロールが効かなくなる。今の自分にはそれだけのエネルギーが足りていない。良くも悪くも大人になってしまったのだ。

 

 

しかし、最後の1年だ。最後くらい例え周りに迷惑をかけたとしても自分らしくプレーしようと思う。そして最後だからこそ原点に戻り、自分の色を出していきたい。瞬間湯沸かし器ならそれらしく灰になるまで燃え続けようではないか。最後まで全力で燃え続けた先に清々しい何かが待っているかもしれない。それまでもうちょっとだけ頑張ってみよう。


〈お気に入りのプレー写真〉




〈お気に入りのプライベート写真〉




高校の友達との写真(左)





大学の友達との写真(右下)


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