2年生ブログ No.24 中野絢斗「俺の記念すべきファン第一号」

No.24 中野絢斗

「俺の記念すべきファン第一号」

《プロフィール》

学部学科: コミュニティ福祉学部福祉学科

出身: 北海高校

ポジション: MF

背番号: 115

最近ハマっていること/新しい趣味:サウナ、自炊、ワンピースの考察を見ること

道産子。沖縄県民の僕が半袖の日にベンチコートを着ていた時もあるような寒がりな道産子だが、みんなに優しい、いつも優しい、器は誰よりもでっかいどう。沖縄県民の次が道民のブログというのは面白い並びなのではないだろうか、期待しましょう。

友寄慈安(MF/FC琉球U−18)

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毎日自炊をし、さらに手料理が美味しいことから志木のサンジと呼ばれている気もする中野絢斗です。規制が解けたら是非食べに来てください。最高のおもてなしをします。

冗談はさておき、とうとう部員ブログのバトンが回ってきました。一年の振り返りというテーマを課されたわけですが、同期の文章力に脱帽し、さすが立教生だなと痛感しています。かっこよく、読んでくださった方の心を動かすブログを書くことは出来ないかもしれませんが、思いのまま綴っていこうと思います。最後まで読んでいただけたら幸いです。

早速ですが題名にも書きました「俺の記念すべきファン第一号」の伏線を回収していきます。6歳でサッカーをはじめ、これまで約14年間サッカーと共に生きてきました。しかし、そのサッカー人生は華のある順風満帆なものではありませんでした。上手くいくときもあれば、サッカーの神様に嫌われてるんか！と思うほど、とことん上手くいかない時もありました。特に高校三年間では、嫌というほどサッカー、そして自分と向き合い、夢をかなえるため全力で駆け抜けました。しかし、最終的に笑って高校サッカーを終えることが出来るのは全国で一校のみ。もちろん私たちの高校は嬉し泣きではなく、悔し涙を流しました。

そして、その悔しさを晴らすべく意を決して入部した立教サッカー部でも、怪我に悩まされ、昨シーズンの大半をピッチの外で過ごしました。復帰をしてピッチに立っても思うようなプレーが出来ないもどかしさ、また怪我をするのではないかというモヤモヤがありました。同期が活躍することを素直に喜べない自分がいたり、大好きなサッカーを思うように出来ない自分に腹が立ったりとやっぱり自分のサッカー人生は順風満帆ではないんだなと感じました。ほんとにサッカーを嫌いになりそうになったし、何度も辞めたいと思いました。しかし、幾度となく降りかかってくる逆境を跳ねのけてこれたのは「俺の記念すべきファン第一号」は自分自身だったからです。アスリート選抜の選手や強豪校出身の選手は必然と期待されます。しかし、そうじゃない選手にだっていくらでもチャンスは転がってるし、周りから期待されていなくたって、自分が自分自身の可能性に期待したっていいじゃないか。そう強く感じた１年でした。自分ならできると信じること、自分自身に期待することを辞めず、どんなに大きな壁にぶつかっても自分を鼓舞しながら、これからもサッカーを出来る喜びを噛みしめながら、サッカーが上手くなる快感を感じながら残りの大学サッカーに人生をかけ、何かを成し遂げて引退したいです。

話題は大きく変わり、プライベートについても少し書かせてください。

毎日のように遊んでいた大好きな６人と離れ、その他の友人をおいて札幌から上京しました。正直これまで周りに恵まれすぎていました。その為、大学生活の1から始まる人間関係に不安がありました。しかし、そんな不安を吹き飛ばすくらいに個性が強く十人十色の同期に出会い、またしても周りの人に恵まれ幸せ者だなと常々感じています。特に志木組のみんなには本当に感謝しています。一生よろしく。

サッカー部以外のところでも素晴らしい出会いがありました。その小さな幸せを大切にしながら最後の学生生活を楽しみたいです。

様々な面で支えてくれる両親、その他の関わってくれる人への感謝を忘れずに、これからも自分にとってのワンピースを探しに時に楽しく、時に辛い冒険を続けたいなと思います。

長くなってしまいましたが、これにて明日が誕生日の中野絢斗の１年の振り返りを締めくらせていただきます。最後までご愛読いただきありがとうございました。そして、これからも宜しくお願い致します。

《お気に入りのプレー写真》