学部学科:法学部国際ビジネス法学科
出身:川越東高校
ポジション:FW
背番号:32
最近ハマっていること/新しい趣味:車
最近、大学3年生になってよく考えることがある。
「この立教大学のサッカー部に入部してから3年間、自分は何をしてきたのだろう」
これを考える度に自分に非常に情けなくなってくる。
答えは「何もしてない」からだ。考えれば考えるほど何もしてない。
大学1、2年生では怪我をして思うようにプレーが出来ず、3年生では自粛期間中にしょうもない問題を起こしてしまいほぼサッカーは出来ていなかった。
それに怪我も起こしてしまった問題も全て防げることだった。
自分はいつもトレーナーの淳基さんや北澤さんに練習前後のストレッチを行うように言われていたがやらなかったし、起こした問題に関しても少し考えれば普通は起こさない。まあとにかくバカだ。
ストレッチをどんなに言われてもやらないこととか、やらかすことは小学校から変わっていない。ずっと「問題児」と言われていたし、「問題児」だった。
全部自分が悪い。もったいない。
だけど、自分は大学3年生の今になってこのことに気づけたことは大きいと感じている。だって、ストレッチなんか少しするだけで怪我のリスクは減る。それに、自分がやっていいのかよくないのかわからないことを絶対にやらなければ問題は起こさない。
残りの大学サッカー人生でこれだけは徹底すれば、自分はやりたいようにサッカーが出来る。
グランド外で「問題児」と言われることはもうないようにしたい。でも、グランド内では「問題児」であり続けたい。
だってそれが自分の一番の強みであるからだ。相手を削ってでもボールを奪う、イエローカードをもらう、どんなに荒い手を使っても相手には負けたくない。確かに、練習でチームメイトを怪我させることがあって申し訳ないと思っているが、それが絶対相手に負けたくないという自分の気持ちの表れだ。それに「人間味」があって一番かっこいいと思ってる。
好きなサッカー選手だって、ジエゴ・コスタやイブラヒモビッチ、セルヒオ・ラモスあたりだ。彼らはよく試合中に相手と揉めるけど、一番闘ってる。見てて一番面白い、カッコいい。退場することもある。だけどなぜか応援したくなるし、人々を魅了する力がある。自分も彼らのような選手を目指している。私生活でもやらかすし、何か似たようなものを感じる。
問題を起こしてから最近になって、再びチャンスをもらえるようになった。正直ほとんど腐りかけてた。だけど何とか粘ってまた這い上がってこれた。少しは成長したのかもしれない。中学生の頃なんか試合に出れないだけでずっと腐ってたし、「何であいつが出るんだよ」とか周りに対して文句ばかり言っていただけで、自分に全くベクトルが向いていなかった。
起こした問題に対する罰則を償っている時は本当に辛かった。人生で一番辛かった。今後もこれより辛い経験はないだろう。サッカーが出来ないことがどれだけ辛いことか理解できたし、自分がどれだけサッカーが好きなのか理解出来た。
でももう復活した。あとはこの辛かった経験をバネにして本気でサッカーするだけ。体の調子を戻して、いち早く活躍したい。ある意味一番注目されてると思ってるし、一番活躍しなきゃいけない。
最後まで読んでいただきありがとうございます。