【4年生の想い】藤田健吾『後輩へ』 | 立教大学体育会サッカー部日記

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立教大学体育会サッカー部のマネージャー日記です☆
2013.3~


《4年生引退企画〜4年生の想い〜》



本日は、4年生が誇るスピードスター、藤田健吾(DF/清水東高校)が担当します!


一見怖いと思われがちの彼ですが、本当は誰よりもチームや後輩のことを思うとても優しい選手です!


彼が最後に後輩たちへ伝えたいこととは。
是非お読みください!

 

☆Vol.16 藤田健吾☆
『後輩へ』



「顔、スタイル、ファッションセンス、足の速さどれを取っても一級品の健吾。そんな彼は4年間を通じ、最近やっと彼女ができました。この事実を知って何人の女の子が泣いたことか、想像もできません。末永い幸せを願うばかりです。

少しサッカーの面にもふれます。彼は練習中、試合中と厳しい声やチームを鼓舞する声でチームを引っ張っています。しかし、グラウンドから離れると学年関係なく多くの選手と交流をするほど気さくな性格です。皆さんぜひ、ご飯に連れてってもらいましょう。

そんな彼が立教大学体育会サッカー部の4年間で何を感じ、何を伝えるのか非常に楽しみです。」(4年大神僚也より)



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立教で1番デブだけど、1番キックがうまい純平より紹介を受けました。藤田健吾です。



純平が大笑いをとったので、非常にやりにくさを感じています。



自分がこの組織で感じてきたことを後輩に向けて書きます。

サクッと読んでみてください。そして、何かのきっかけになればと思います。


では、始めます。







私は、練習中に厳しい言葉を使って、要求や指示を出します。そのためか、私のことを怖いという印象を持っている後輩がいるみたいです。


(本当の私は穏やかです。すぐご飯に連れて行くイージーな先輩です。連絡待ってます。)


(冗談は置いといて、、、)



雰囲気が悪くなるとか、言い方考えろとか、いろいろと思っていた人もいると思います。




では、私はなぜ"厳しい言葉"を使うのか?


理由は2つです。



1つは、自分を律するためです。


相手に言う以上、私も相応のプレーをしなければならない。という緊張感と責任感を自分に持たせることができます。



もう1つは、相手にも本気でぶつかってきてほしいからです。


現在サッカー部には150人以上の選手がいます。出身地、学力、サッカー観、など当然、異なります。そういった多様性がある組織で試合に勝ち、1つの目標に向かうためには、それぞれの考えを共有することが大切だと考えています。




こういった考えがあって私は行動してきました。

みんなに同じ行動をしろと言っているわけではありません。



ただ、今の組織をみると自分の意見を言えない選手が多いのではないでしょうか?


また、愚痴や不満を陰でこそこそ言っていないでしょうか?



自分の感情や考えを蔑ろにせず、堂々と言えるようになってほしいです。



これは、サッカーだけに言えることではないと思います。

異なる価値観を持った仲間と切磋琢磨する、本気でぶつかり合ってください。表面的ではない本物の関係になれると思います。






最後に、

上記の内容とは多少異なりますが、最近読んだ本で素敵だなと感じたことがあるので、紹介しようと思います。




『昔からの友人も、

今日初めて出会う人も、

たまたまカフェで隣あった人も、

「つながっている」から出会う。

このような、自分の努力で得たわけでない「つながり」は、実にたくさんある。

人智で測ることができない計らいによって自分のもとにやってくる「つながり」を「神」や「運命」と呼ぶ人もいる。

でも、「単なる偶然では説明がつかない、人との出会い」が君の人生を変える。』




これから、部活や勉強、就職活動、恋愛、仕事など様々なことで悩むと思います。

立教大学体育会サッカー部で出会った「つながり」が自分の人生を変えてくれるかもしれません、、、





 


次は、最近デュエリストになった、立教一のおしゃべりさんこと宮内健成(FW/立教新座高校)です。

彼の豪快な文章に期待です!




昨年の昇格決定戦後、同期との1枚



4年藤田健吾