☆4年生引退企画☆
選手日記13人目は、現在Cチームのキャプテンをつとめ、少し抜けているけどしっかり者で、多くの部員から愛されている選手。篠田剛輝(長良高校)です。
立教大学体育会サッカー部4年の篠田 剛輝です。
途中交代の時は「立教大学、32番アウトー」の声は聞こえず、周りの選手に「お前やぞ」と言われてベンチへ向かいます。これがタイトルにある僕の弱さです。やっかいなのは交代が自分じゃなくても俺かな?と思ってしまうことで、この日記を読んでくれたチームメイトは早めに誰が交代か教えてくれると幸いです。
普段、僕はあまり自分の事を話さないのでせっかくだし自分の事を書こうと思います。同期への感謝みたいな話に繋がっていきますが、書いててなんとなく後輩たちに読んで欲しいって思う、そんな文章になりました。
さて、初めに紹介した通り僕の名前は剛輝といってこの漢字は見た目が凄い強そう。でも実際は結構弱い人間です。写真を見たら分かるように闘っても弱そうだけど、性格もあんまり強くない。
すぐ周りに流されるし、面倒くさがりだし、頑張ろうと思った筋トレも続かなかったし。
特に、周り流される所は昔から本当に弱い。心の中では違うって思ってるのに、周りに合わせて心の中とは違う行動をした経験が何度かあります。
正直、それは今でも変わってないと思います。
ここで言いたいのは弱みを克服しました!みたいな話じゃなくて、すぐ周りに流される僕は同期のみんなと出会って凄い良い方向に流されたなと思うこと。
同期にはチームに何が足りないのか、関東昇格するために何が必要か、それを補うために自分は何をすべきかを考えられる選手がいました。たまたまそんな選手と仲が良かった気もします。
そんな選手と一緒にサッカーをして、ご飯を食べて、いろんな話をして、僕も少しずつだけどチームのことを考えられるようになりました。
本当は僕が影響を受けた選手みたいに自分1人で考えて周りも巻き込んでしまえるのがカッコいいのだけど。
でも今では、下のカテゴリーにいても準公式戦や練習試合の結果が、誰か1人の練習の態度が、僕の1つのプレーが関東昇格という目標にどこかで影響を与えてるって本気で思ってます。
今振り返ると、本当に上手く流されました。
さらに、チームのことを考えるようになってからプレーも良くなったし、楽しかった気がします。
大したことはできてないけど下のチームでキャプテンをしたり、サタデーリーグの集中応援で100人以上いる円陣の中で声をかけたり、こんなこと1年の頃の僕からしたら考えられません。
この4年間は僕にとって本当に意味のある時間になりました。もちろん悔しい思いも数え切れないほどしてます。嬉しいより悔しいの方が数は多いかも。でも4年間を振り返った時に、後悔よりも嬉しかったこと、楽しかったこと、みんなで笑ってたことが真っ先に思い浮かぶから良かったかなって思ってます。
あとは最後の目標をチーム全員で達成したい。
弱っちい性格の僕がこんなにも良い経験ができたのも同期のみんなのおかげだと思います。感謝してます。
ここで得たものはこれからどんな人と出会っても流されないようにしたいなって思ってます。
最後に、
同期に流されて変わった僕を見て後輩たちが何か感じて変わってくれてたら嬉しいなーって思います。
そう思って貰えるためにもラスト、頑張ります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
次回は立教大学で最も良い男、田邊 拓海です!サッカー部でじゃなくて大学で最もです!
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関東大学サッカー大会 第1節
10月29日(日)
vs関東学院大学
9:50k.o. @かもめぱーく
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