男性性と女性性について意識する機会があった、
というよりは、最近はそのようなテーマを感じる流れの中にある気がしてる。
多分それは、どちらか片方でも活性化するのなら、蘇った性のエネルギーによって、もう片方の性も活性化するということなのだろう。
私は男性体だから、女性性というものがどのような物かは、それを実感するまでは全然掴めないような性質だったけれど、一度それがわかってしまえば、無意識に自分が選ぼうとする意識や思考体系でないものを意識すればいいのだとわかるようになった。
どうやらコントラストというものは内なる男女に関しても有効らしい。
そんなことを理解して気付くのは、私がずっとパートナーとの間で見ていた何かや経験していた物とは、実は内なる男女の有り様をそのまま完全に映し出していたのではないかと感じられるようになった。
それに、私は男性体だからこそ女性性の感覚は新鮮でわかりやすいとも思えるんだ。なにしろそれは、ずーっと自分が探し続けていた内なる導きを教えてくれるものだったんだから。
無意識に男性性を鍛えていたのだと気付いた私が表現するのなら、女性性が目覚めていないと男性性の物の見方で永遠に試行錯誤し続けなくてはならなくなるんだ。
……これは何年も前から、心の奥底で、潜在意識レベルで勘づいていたことなんだけど、多分、男性性だけでは本当の答えを見つけ出せないんだよ。
だから道なき道を、真実の道を、唯一無二の道を行くことを願うなら、真の自分を生きることを願うのなら、いつかどこかで女性性を受け入れて答えを教えてもらわなきゃならないんだ。
そうしないと、そうだと信じた自己イメージや理想像を不屈の闘志で実現すべく男性性は進み続けてしまう。そしてそれは報われない闘いであり、間違った愛情表現でもある。
でもそれは仕方ないんだよ。
男性性にはそれはわからないんだから。
だから本当の答えを直感によってダイレクトに知る女性性を使えないのなら、ひたすらに試行錯誤して無限に思える可能性を潰していかなきゃならなくなる。
それが思考よりも直感の方が圧倒的に速いと言われる理由なんだ。
……このことは男性である私には本当によくわかるよ(笑)
進むべき道が明確に見えているのならいくらでもその方向に力強く勝利を確信して進み続ければいいんだ。
でも、たった一度でもその確信が損なわれてしまうのなら、どこに何のために自分の力を使えば胃のかわからなくなる……その時、内なる自分との繋がりが失われ、道を見失いさまよったり、それでも何とか進むべく前も後ろもわからずに進み続けようとすることになる。
それが女性性が不在の男性性なんだ。
とても虚しいことだね。本当に。
いつしかそのやり方がどこにもたどり着かない終わりのない闘いと思えるようになると、完全に前へと進む力を失ってしまう。でも、そうやって男性性が黙った時にこそそれまで気付かれなかった女性性が思い出されるようになる。だって、その状況では女性性しか頼れないんだから。
……はっきり言って、女性性というものは頭で理解できるような物じゃない(笑)
少なくとも男性性の視点から考え続けるのなら、本当の自分を知ることはできない。男性性は自己イメージやそれが自分だと信じたものをひたすらに実現し続けるんだから、スタートが間違ってたら望む方向には進めないんだ。
じゃあそんな虚しい闘いをし続けた私はどうなったのかと言えば、先に書いたように、完全に生きる気力を失ったよ(笑)
だって、何もわからなくなったんだもの。
でもだからこそ、女性性の一見して何も合理的には思えないようなやり方……直感だとか感情とかを頼って進める道があることも知ることができた。
本当にそれこそが道なき道を生きる術であり、創造主として生きるための意思なんだよ。
そう考えた時に実は女性の方が自分の世界の創造主って考え方は好きなのかもしれないって感じられるようになった(笑)
私は、たぶん女性性ってのはそういうものなんだと思うんだよ。
じゃあ男性性は何のために存在して使えるのかって？
そりゃアレだよ、愛する女性性のためにすべてを捧げて生きる、そのような形で共同創造することが願いなんじゃないかと……まだ多分そうだとしか言えないんだけどね(笑)
まぁ、女性性から見た愛する男性性の実体を知るには、私が女性性を自分の中に呼び覚まして理解できるようにならなきゃ不可能なんだけどね( *´艸｀)
ただ幸いなことに、真の男性性を呼び覚ますことができたなら、ちゃんと真の女性性も復活して思い出されるみたいなんだよ。
で、私は気付き始めてるんだよ。
ツインレイも結局は内なる男女の投影だったってことなんだろう？
って。
先に女性性に直感とかインスピレーションで答えを教えてもらって、それを確信し受け取るプロセスを男性性の力で作り上げるって形の共同創造が理想的で宇宙の原理だとか法則的な物にも一致してるんじゃないなかーって思うんだよ。
そうすればさ、無駄に正しくない道を辿らなくてよくなるし、内側に答えを持っていられるのなら後は人間として鍛え目覚めさせた知識や経験ってのが完全無欠に使えるようになる。
そういうことだと思うんだよ私は。