6月には博士課程の学生も卒業したのだが、この子もやりかけの仕事があり、ポスドクとしてラボになんとか残れないかと言われている。内定が決まっているのだが、ポスドクで残れるならと契約書のサインをしておらず、今は在宅で論文の作業。もちろんそんな予算はないので、色々と駆けずり回って、どうにか知り合いのラボで共同研究の形で採用できそうになり、その作業をここ数週間進めていた。今朝、連絡があり、おそらく採用が決まりそうで、あとは先方の病院長のサイン次第だと(まあ、この関門が全てなんだけれど)。この子のプロジェクトもでかいジャーナルを狙うつもりで、EMBOとかを考えている。
ということで、相変わらず超低空飛行だけれど、もしかしたら浮上の兆しが見えてきたのかもしれない。もう1つグラントがとれて、有名どころに2−3報出せれば、どういう形であれ次のステップに進めるだろう。正直なところ、体調と環境が許せば70歳までは研究活動をしたいのである。
ということで、今日も蒸し暑い中フラフラになりながらラボに行くのであった。