文具の富士商会には『ガムテープ』は置いておりません。

これ冗談ではなくて本当のことなんです。

ちなみにホームセンターや文具店にも置いておりません。(置いているところがあったら申し訳ございません)

 

普段『ガムテープ』って呼んでいるのは何?

では、『ガムテープ』ってどこに置いているの?

 

本当の『ガムテープ』とは、どんなものかと言いますと、『クラフト粘着テープ』の様にクラフト紙(茶色の紙)をベースに、水溶性の糊材を塗って乾燥させたテープの事を言います。切手のように水をつけて使用します。

 

剥離処理がされていないので重ね貼りができたり、ノンスリップ性があったり、

字が書けだり、ダンボール箱とともに廃棄する際、そのまま再処理できたりします。

専用のディスペンサーが必用だったりするので一般的ではなく小売店では売っているのを見たことがありません。

 

では、普段私たちが『ガムテープ』と呼んでいるのは本当は『布(粘着)テープ』と『クラフト(粘着)テープ』、『OPP粘着テープ』なんです。

また、調べてみたら商品のパッケージにもメーカーや通販のカタログにも『ガムテープ』の表記はありませんでした。

 

唯一カタログの目次には『ガムテープ』の表記がありました。これはなくすと混乱してしまうからかと思います。

 

ただし、『ガムテープ』という言葉は商標登録されているわけではないので幅広の粘着テープの総称として『ガムテープ』という言葉をつかっても問題はありません。

今更、あれは『ガムテープ』じゃありませんと言っても手遅れですよね。

もちろん略称の『ガムテ』もOKです。

 

そして、いわゆる『ガムテープ』の発明はかの発明王トーマス・エジソンと言われています。

 

ご覧いただきありがとうございました。