2025年現在、神戸ノートはB5サイズしか製造されておりませんが

以前にはA5サイズも販売されておりました。

把握しているのが6種類ありましたのでそのお話です。

まずは国語帳3.4年用と5.6年用がありました。背表紙の色がB5サイズと同じ深緑と茶色になります。

撮影場所は諏訪山公園の金星台から神戸の街並みを見下ろした風景です。撮影時期はかなり古そうですがちょうど桜の季節ですね。

次に、算数帳こちらも3.4年用と5.6年用がありました。

撮影場所は北と南から別々に撮影された神戸市役所。新庁舎なので平成元年以降で、旧庁舎の形が震災以前のものなのでその間の写真ですね。

れんらくちょうはB5サイズと同じ写真が使われています。

そして富士商会で一番最後まで在庫があったノートです。

自由帳はB5サイズの白鳥とは違ってフラミンゴです。

撮影場所は王子動物園の入り口すぐの所かと思いますが現在とは風景は変わっています。こちらも桜が咲いていますね。

ローマ字練習帳(Romazi Rensyu-tyo)です。発音を伸ばすところに-があるのが時代ですね。

撮影場所と時期は神戸の市街地の写真でポーアイが造成中と算数帳よりもっと古く(1970年代でしょうか)場所は特定できなかったのですがヴィーナスブリッジより東寄りのようです。

最後に二百字帳です。A5サイズの神戸ノートの中では皆さまが一番馴染み(宿題)があるのではないでしょうか?

表紙は神戸の風景ではなく白抜きの漢字がビシッと並んでいます。

現在のB5サイズの二百字帳とは漢字も間隔も違っています。A5の二百字帳がなくなってB5の二百字帳が作られました。

 

今はなくなってしまったA5サイズの神戸ノートたち、懐かしく思われた方も初めて知ったといわれる方もご参考までに

 

ご覧いただきありがとうございました。