1975年から発売されているロングセラーのボールペンBOKY-100は現在でも継続して販売されています。
普通にはボクシー100何て呼ばず、ただボクシーで通じるかと思います。
三菱鉛筆のWebページでは掲載されていませんがカタログでは健在です。
文具の富士商会でも在庫を置いております。
1980年代半ばまではボールペンだけではなくシャーペンや蛍光ペンにペンケース等シリーズ展開されていたのですが、いつの間にかそれらは姿を消し黒のボールペンだけが販売されています。(2006年に復刻販売されていたようです)
このボクシー全長129mmと短く、軸も円柱状の丸ではなく長方形で2面が丸くなっている他には類をみない形になっています。なので転がりません。
またノック機能も他のノック式ボールペンが頭頂部を一度ノックすると芯が出て、もう一度ノックすることで収納できるのが普通ですが、ボクシーは違います。
頭頂部をノックして芯を出すのは同じですが、収納するにはボディのオレンジ色したポッチ?を押すことでノックを解除します。
ボディも分解するところがない一体型で一見すると替え芯なんてできそうもないですが、ボディのオレンジのポッチを押し込むことでノック部分が外れて芯を交換できます。替え芯はS-7Sが適合します。
そしてとある時代に小学生をおくった方にはボールペンとしてではなく、スーパーカー消しゴムの推進力としてのほうがお馴染みではないでしょうか?
ノックをした状態でスーパーカー消しゴムのお尻に押し当ててノックを解除するバネのチカラで進めて距離を競ったり、ゴールを決めて順位を争うなんて遊びが流行っていましたね。
誰が初めたのかわかりませんがネットもない時代に小学生の男の子はほぼみんなやっていました。
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