hirakareta kaziba (ooizouensan to tomoni)
今日は 昨日の予報では 台風の影響 で 大荒れ でしたので、
何の段取り も せず・・・・・・・・・・
勘の良い方なら もうお気づき だと思います。
予報は大ハズレでした。
『今日は、もう止めやぁー。 休もぉっと』
オージーな 一日を満喫するしかないやんけ
っと言う事で 僕が愛用している鋏を作ってくれている
鋏鍛冶の佐助さん所 に行きました。
実は今日は 火造り を 特別公開していたんですよぉ。
『もう、今日しかない』 みたいな気持ちで、
佐助さんに向かって車を走らせました。
まずは 僕の愛鋏 の調子を見てもらいました。
毎日、酷使しているので結構、調子が狂っていたみたいです。
『よっしゃぁー 明日から又ガンガンに、いけるやんけぇ
』
そして僕が楽しみにしていた 火造り が 始まりました。
これが 火造り の ワンシーン です。
↓
ホンマ に 火で造っている って感じでしたよ。
ちなみに、これは 焼き入れ の 実演です。
結局 火造りは、 この一枚 しか撮れてません。
色々な説明をされながら作業してくれました。
ありがとうございます ええモン見せていただきました。
そして、もう一枚 作業中 ではないのですが。
これです。
↓
これは 鋏の型 ですねぇ。
今まで注文を受けた鋏達の姿です。
僕は こう言うの 大好きなんです。
職人の志 が見えるんですよねぇー
hayaku niwa ni ikitai
本文はここから
少しの差で大違いってありますよね。
僕の日常で 体感出来る差 は・・・。
毎日使っている植木鋏です。
今回の話は 両手鋏 (よく植木屋さんが使っている大きな鋏です。)
僕らは 大刈り なんて呼んでいます。
実際は少しの差では無いのですが。
6寸の長さの刃 と 5寸の刃
たった 一寸ですが 僕にとっては仕事が大きく変わります。
5寸刃です。
↓
6寸刃です。
↓
大して変わらない様に見えますが、
大違いなんですよ。
同じ木を切ると ほぼ1・3倍 かかる時間が違います。
短い鋏で刈ると 僕、個人的な意見ですが、
神経質に成り過ぎます。気になる所が見えて見えて・・・。
多分それだけ 刈りそろえる事 が出来てないのでしょうねぇ。
実際 今年は春から秋口まで 5寸刃 ばかり使っていました。
秋の お庭の手入れ本番 を迎えた時
6寸刃 に切り替えたのですが、まるで 『あれれ・・ 俺上手くなってるやん!』 って
思う位 刈り揃えやすかった です。
自分の気持ちが ダレている時 は、初心を思い出す為に 5寸刃 を使いたいと思います。