というわけで
お金の勉強をしているのですが、、
先日
ロスでファイナンシャルプランナーをしているおじが
日本に来ていたので
会ってきました
ちなみに叔父は数十年にわたり
ロスで富裕層の資産管理に携わっています
信じられないくらいの勉強家で
顧客に何かあったとき
一人で全て対応できるようにと
必要な資格はすべて網羅し、アップデートし続けているお方です
本当に私と血が繋がっているのでしょうか、、
それで
私が26才の時から入ってる
ドル建ての終身保険について
聞いてみました
26才の時なので
今からちょうど20年前
まったく貯金がなく
そしてこれからだって1円たりとも貯められそうにない己の為
私は
掛け捨ての医療保険と
ドル建ての終身保険に入りました
内容なんてまったく分からないけど
保険の営業マンにいわれるがままに
私が死んだら10万ドルもらえるらしい
(当時なら母が 今ならオット氏が ゆくゆくは息子が)
ということ以外は
すべてブラックボックスの中
当時は
10万ドルがいくらなのかすら
いまいちピンと来てませんでした
(ひでぇな、おい、、)
そう
私はなんだか分からぬものに
20年もの間
コツコツとお金を払ってきたのです
んで
20年経った今
ようやく重い腰をあげ
保険の全貌を理解し
さて
こやつを今後どうしてやろうかと考え
ファイナンシャルプランナーである叔父に
質問をするに至ったのです
保険の内容を何ら理解していない
そもそもなんでその保険に入ったのかもおぼろげ、、
という状態では
質問するにしても
この保険、ぶっちゃけどうっすかね?
みたいな
アホ丸出しなことしか聞けないし
何がしかの答えをもらったところで
こっちが両手ぶらりん戦法じゃ
それを咀嚼することもできないしね
なんだけど
今回は遅ればせながら内容を把握できたので
具体的に質問をすることができました
このドル建ての終身保険について
今後どうしていこうか悩んでいる
と
①解約する
(1ドル100円くらいで積み立ててきたものを
今の為替 1ドル140~150円で解約すれば
返戻金は想定していた1.4倍から1.5倍になっている
元本割れにもならない
とはいえ、その返戻金が今必要なわけではない)
②払い済みにしてそのまま運用する
(現時点での掛け金でも、もうかなり貯まっているので
今後は掛け金を掛けずに運用だけを続けるのもアリかなと思っている
その場合、10万ドルには及ばないが少なくない額が保証として残る
保証は残したままで、浮いた掛け金をNISAに上乗せしてはどうかと思案中)
③このまま続ける
(65才の払い込み完了時まで続ければ
ドルベースで1.5倍に増えることが確定している
NISA含む投資は、元本が保証されているわけではないから
このまま続けておいてどこかの時点で老後資金として解約してもいいかも)
すると
叔父からまず
コルシカちゃんが亡くなったときに10万ドル
それは誰のための何のお金?
と
聞かれました
漠然と
遺された家族のために
としか考えていなかったので
その通り答えると
何のための10万ドルなのか
それは本当に10万ドル必要なのか、っていうのがまず第一
と言われました
そもそも
何も考えずに入り
何も考えずに払い続けてきた保険
確かに、この10万ドルは何のためなんだろう、、?
と自分でも分からなくなりました
子供がいる今ならまだしも
26才独身の私が亡くなって
母に10万ドル
30代の妻に先立たれて
夫に10万ドル
が
必要だったとは思えません
これから先だって
息子が成人したらそんな金額要らん
(成人した息子に現金を遺すつもりはない)
日本円にしたら
1000万とか
今の為替なら1500万とかのお金の目的がまさかの不明瞭
叔父は続けます
10万ドルというお金を保証するために
月々少なくないお金をかけている
それが何のためのお金なのかをまずはっきりさせないといけない
もし、子供の為に残すっていうなら
それは少し違う
まずは自分の老後の生活を確立すること
自分がきちんと立っていなければ結局子供に迷惑をかけることになる
コルシカちゃんが亡くなった時の10万ドルより
自分の老後のための資金計画が必要
ここにそのお金をつぎ込むなら投資した方がいい
その方がよっぽど増える
ただ、コルシカちゃんは
NISAもiDeCoも始めたばかり
2,3年やってみればたぶん
株っていうのが上がったり下がったりしながらも
結局は右肩上がりになっていくっていうことが
実感としてつかめてくると思う
この、実感としてつかむ
っていうのが、ものすごく重要
保険を動かすのは
その実感を得てからでもいいかも知れないね
と
目鱗でした
確かに
私は世帯主ではないし
自分が亡くなった後のお金より
まず自分の生活を確立することが先だ
と
そして
叔父は
お金のことで保険会社とかに
何か問い合わせたり確認したりしたときは
必ず書面にしてもらうこと
それから
担当者と話したときは
その内容を日付と共に必ずメモしておくこと
というアドバイスもくれました
・・・
叔父と私がそんな風に割と白熱した議論を闘わせていると
(叔父からすると妹にあたる私の)母が横から入ってきました
頬杖をつきながら
ねぇねぇ
私もNISAやってみたいんだけど
どうすればいーい?🤎
顎が外れるかと思いました
プロである叔父に
お金のことで質問をするなら
ある程度自分でも調べて
自分なりの考えをまとめておくこと
せめて
そのやりとりに出てくるであろう言葉くらいは
事前に分かるようにしておくこと
を
肝に銘じている私からすると
何の基礎知識もなく
その道のプロである叔父への
NISAどうすればいーい?
with頬杖
は
もはやナパーム弾でした
気絶しそうになりながら
言ったね?
NISA、どうすればいーい?
なんていう禁断の質問を
頬杖つきながら言い放ったね?!
と言うと
叔父は
大笑いしながら母に言ってくれました
コルシカちゃんのすごいところはね
必ず自分で調べて
これとこれとどっちがいいと思いますか?
って聞いてくるところなんだよ
それと
質問の内容もどんどん進化してきてて
相当勉強してるんだなってことが
ラインのやりとりだけで手に取るように分かる
もう2、3年したら
コルシカちゃんはNISAマスターになるから
そしたらコルシカちゃんに教えてもらったらいいよ
と
すると
母も笑い転げながら
ほんとねー!
なーんにも知らないで
のほほーんと聞いてみちゃったわ!
と
・・・
でも
私は知ってるのです
私のように
自力で頑張ったからといって
うまくいくわけではないことを
母のように
分からないことは人任せにした方が
案外うまくいくのだということも
だけど
私はいつだってこうやって
自分の力でゴツゴツと不器用によじ登ってきたし
そのよじ登った先から見る景色が好きだし
よじ登る過程で
いろんな人に助けてもらってもきたんだ
だから
お金のことも
まずは自分で勉強してみて
叔父含めた先駆者たちと
その時その時の答え合わせをしていきたいのです
そうやって自分でつかんだ実感は
絶対に私を裏切らないし
どう転んでも後悔しないし
人のせいにすることもないから
知らなかったことを知れるのは楽しいし
モヤモヤと漂っていた霧が晴れていくのは
単純に爽快
これからも
細々と綴っていくから
お付き合いくださいな
チャオ