くーちゃんです。
3連休 なか日の今日は、とても良いお天気でした まさに秋晴れ!
安比高原では3連休中、「食いだおれ祭り」・「フリーマーケット」・「ジムニー祭り」を開催中で、
夜も 「花火」や「ナイトイリュージョン」などイベント盛りだくさんですので、大変賑わっています。
今日の午前中は、自治大学同窓会のお客様をお連れして、ブナ林散策へ行ってきました。
鹿児島、高知、滋賀、愛知などなど、日本各地、遠方からもお越しいただき
誠にありがとうございました。
お天気にも恵まれ、爽やかなブナ林の中で森林浴をしたり、「中のまきば」のちょうど
見頃となった紅葉を楽しんだりしながら、気持ちよく歩いていただくことができました。
カエデやナナカマドの鮮やかな赤、ブナやミズナラの黄色、まだ色の変わっていない緑の
葉っぱが混ざり合ったカラフルな森の紅葉は、目を楽しませてくれます
しかし、なぜ秋になると葉っぱの色が変わるのか、どうして木によって色が違うのか、
皆さんご存知でしょうか?
できるだけ分かりやすく説明したいと思いますが、紅葉は
・緑色の「クロロフィル」(葉緑素)
・黄色の「カロテノイド」
・赤色の「アントシアニン」
の3つの色素の割合によって、色が変わります。
葉には元々クロロフィルとカロテロイドが含まれていますが、夏は光合成をして栄養分を
作るためにクロロフィルが多く、緑色に見えます。
それが秋になって気温が下がると、クロロフィルは分解されて減ってしまい、
クロロフィルの緑色に隠されていたカロテロイドの黄色が見えるようになります。
さらに、葉が老いてくると、葉を落とすために葉の付け根部分に離層という膜が作られ、
葉から枝への養分の移動が遮断され、葉に糖分やアミノ酸が溜まります。
この状態になると、種類によっては葉の中にアントシアニンが形成され、葉が赤く染められるのです。
紅葉が始まるのは、最低気温が8度以下になる頃だそうです。
きれいな紅葉になる条件は、夏の日照時間が多く、台風などによる葉の損傷が少なく、
紅葉の時期の寒暖の差が大きいということが挙げられます。