さて今回は、なぜかヘンリー・マンシーニの「子象の行進」。ヘンリー・マンシーニと言えば映画音楽の巨匠ですね。この曲は映画『ハタリ！』のテーマ曲だったそうですが、小生は見たことはありません。ヘンリー・マンシーニと言えば、「ムーン・リバー」、「ティファニーで朝食」や「ピンク・パンサー」、そしてロック・ファンなら EL&P やアート・オブ・ノイズがカヴァーした「ピーター・ガン」、ジャズ好きなら「酒とバラの日々」など各ジャンルを網羅するほど有名な曲が目白押しなのですが、なぜに「子象の行進」なのか？
ヘンリー・マンシーニ / 子象の行進
実はテレビで小生が中学生くらいの頃までちびっ子展と言う番組が毎日放送されていたのですよ。5分くらいの枠で、子供が描いた絵を紹介する内容。そのBGMとしてこの子像の行進が使われておりました。なぜにそんな番組を見ていたか？と言われれば、その後に続く番組を見るためにチャンネルがセットされていたものと思われます。要するにこの番組を見るつもりで見ていたわけではなかったのですが、結果的にこの曲を毎日聞くことになってしまい、相当頭に刷り込まれておりますよ。少し前にミシェル・ルグランが亡くなった際にもなぜかこの「子象の行進」が頭に浮かんでしまったほど（笑）この曲は典型的なマンシーニ節とも言えるタイプの曲なのに刷り込みというのは凄いものです。
Tom and Jerry: The Movie Main Title (Pop version)
この曲は晩年の作品で、我々が良く知るトムとジェリーの曲ではありませんが、この曲なども思いっきりのマンシーニ節。リアルに死ぬまでマンシーニはマンシーニだったと（笑）こうしたリフを中心に組み立てた曲は彼の作風の一部でしかないのですが、特に印象的ですよね。
そんな子供の頃の刷り込みもあってヘンリー・マンシーニは大好きな作曲家の一人なのですよ。
結構レアな曲も入ったこのボックス・セットは気軽に聞けて最高のブツでございます。
さてここまでヘンリー・マンシーニで引っ張っておきながら・・・の本題なのですが、この「子象の行進」を思い出して連鎖的に思い出す曲が一つあるのですよ。その曲はタイトルはおろか誰が演奏しているのかすら分かりません。子供の頃からおっさんになる今までずっと分からずじまいでモヤモヤしております。
その曲は同じくちびっ子展で、「子象の行進」の次にBGMとなっていた曲なのですが、4小節のドラムスのイントロの後、ミニムーグのリードが入るポップなEL&Pみたいな曲で、当時はまだ小生は子供で、EL&Pを聞く前のことだった事もあり、ずっとEL&Pの曲だろう・・・と思い込んでいたほどの曲なのですよね。
誰かこの曲を知っている人はいないでしょうか？
文字通り死ぬまで知っておきたい曲なのですよね。ちびっ子展は毎日放送されていたので、番組を知っている人は結構いると思います。もしこの曲のタイトルをご存知の方はご一報下さい。景品などはないですけども感謝の気持ちを込めて記事にさせていただきます。
よろしくお願いいたします！
