コースイン直後は危険です。安全に走行しましょう♪サーキットのルール♪ | Sサプライのメカのブログ

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FUN BIKE! FUN RIDING!!

こんばんは♪

先日面白い動画が撮れたので公開しました!

見てみてくださいね♪

https://www.youtube.com/watch?v=TjBwPakQ6fM&feature=youtu.be


サーキット走行時のコースイン動画です!


ライダーはもちろん今野由寛選手。


筑波サーキットや走行会のインストラクターもやっているので、安全に関してはちょっとうるさいです♪いろいろ聞いてみてください♪


コチラでは静止画で解説をしていきますのでお付き合いください。


読んでいただいた後にもう一度動画見てもらえるとなるほど!と思うことがあるのかなと思います♪


まずコースイン直前。

このラインまでは60kmのスピード制限があります。ここを通過したらコースインするために加速していきます。




ライダーはその少し前にチラッと左側をみてコースインシグナルがグリーンである事を確認しています。



加速しながらも後方を振り返って、コースを走っている車両を確認します。



そして左手を上げてコースを走っているライダーに存在をアピールします。



少し前方を確認しながらタイミングを測ります。

ここまででも左側の白線を超える事はありません。


この白線を超えてコースインしてしまうと事故になります。

速度をみてもらえれば分かりますがコチラは100km/hです。走行中のライダーは300km/h付近から減速中です。まず避けられません。



お!加賀山選手!と思ったかはわかりませんが、

もう第1コーナーが迫ります。



このタイミングなら走行しているライダーの邪魔をせずにコースインできました。


もしコースインと走行中のライダーが近いタイミングになってしまった場合はこちらが減速します。走行ライダーが優先です。



第1コーナーもインベタで走行。

第2コーナーに向かうまでも外側にはハラむことなく走行します。



第2コーナーもインベタで走行。立ち上がりで加速していきます。



加速しつつもさらに後方を確認。走行しているライダーとの速度差を理解しているので第2コーナーまでの間に追いつくライダーがいるか?を確認しています!



S字コーナーの1個目です。コース右端の大外からアプローチしていきますが、左側の赤丸部分。

つまりレコードラインを大きく開けて走行しています。コースのセンターやや右側にマシンがある状態です。

切り返す手前でも、イン側(レコードライン)を大きくあけて走行しています。



S字の2個目ですがここはインベタ。なるべくイン側の縁石に沿うように走行しています。


S字の3個目もまだイン側のレコードラインを大きく開けて走行しています。

そして逆バンクもインベタで走行。


逆バンクを立ち上がりまたしても!後方を確認します。
誰も来ないのを確認できたらようやくレコードライン付近を走行します


ダンロップコーナーから全開走行していきます。

おわり


とまあこんな感じの動画でしたがいかがでしょう?

全日本選手権のようにプロライダーが多く走行するレースにおいてもこれほど慎重でコースインには気を使っています。

自分の安全と相手の安全をしっかりと確認した上で走行しなければ、ギリギリのバトルはできません。

サーキットは一般公道とは違うので速く走る人が優先になります。

コースイン直後はコースの内側、右端を走行(APは左側を走行)して、後続のライダーがいなくなるまでレコードラインは空けるようにしてください。

そして充分タイヤが暖まってきてから走行するようにしてください。

ペースが違う人とも走る事が多いので、なるべく急な進路変更ペースダウンをしないように心がけて安全にサーキット走行を楽しんでください♪

ではまた〜♪