デザ インの学校に通って7年になる。7年も通った。小学生より長い。
好きな事をやって好きなように過ごして来たのであっという間だった。小学生の時は今より色んな壁にぶつかってた気がする。プール学習、日直、スキー学習、飼育委員のチャボの世話、1組の○○と噂になってひやかされた事……子どもって偉いよなぁ、大人よりずっと嫌な事我慢してやってるよな。
今はコンビニでのど乾いたら普通にジュース買ったりできるけど、子どもの頃絶対買ってもらえなかった。なんでだろうとあの時は思っていたけど、そうやって我慢する事を教えてくれた親に最近感謝してる。
環境デザインの勉強をしたいと思った原点は、子どもの頃に田舎の爺ちゃん婆ちゃんの家で育って毎日畑をいじっていたからだと思う。爺ちゃんと婆ちゃんは農家の人の事を「百姓」と言っていた。
私は「大きくなったら何になりたいか」という質問に、ケーキ屋さんとか幼稚園の先生と答えた記憶が無い。私は「百姓」になりたかった。
結局「百姓」にはならないみたいだけど、子どもの頃経験した事は間違いなく自分の感性に大きな影響を与えている。これから先何らかの形でその影響がでそうな気がする。
耕した土の柔らかさとか、温かさ、手触り、木のにおい、ブドウの葉っぱについた黄金虫をとって殺虫液に入れる時の変な気持ち、空き地に生えてた木いちごを見つけた衝撃、樹からおりれなくなった野良猫を助けた事、肥料の臭さ、手が荒れた事、爺ちゃんの華麗な鍬さばき、婆ちゃんのポンコツ自転車……