今日も真夏の天気で最高気温は30度。夜散歩に出ると西風が吹いていて気持ちがよかったが、なにやら不穏な空気感を感じたら、遠くで雷が鳴っていた。
昨日の国会での質疑をニュースで一部見たのだが、自民党の議員が皇室典範改正にかかわって、「万世一系の天皇制が2600年つづいている」といった趣旨の発言をしていた。
これは耳を疑うような指摘で、「皇国史観」丸出しである。2600年前というのは縄文時代で、この時代に天皇制などありはしないのだ。「2600年」の根拠はたぶん「日本書紀」に初代神武天皇の即位年を「辛酉の年」としているところにある。後世になって、その辛酉の年を西暦紀元前660年と解釈して、西暦1940年が皇紀2600年だというわけである(ただし今年は西暦2026年なので、2600プラス86が皇紀の年代ということになる)。
いずれにしても「日本書紀」の記述とその後の無理な解釈を国会という公の場でためらいなく発言するのは、なにやら宗教性を帯びていると感じる。自民党の人は日本をかつて森喜朗がいった「天皇を中心とする神の国」と考えているのだろうか。