今日は一日雨。おまけに強風が吹き荒れた。気温は17~20度で大きな変化はなかった。

 

今週は、7日と本日10日にベートーヴェンの交響曲を聴いた。

 

最初は小泉和裕指揮都響で4番と7番。両曲ともテンポが速く直線的なスタイルだったが、7番の第2楽章に聴く弦楽合奏の透明感が印象に残った。そして第4楽章では壮大な響きが眼前で展開した。ベートーヴェンの交響曲でこれほどの大音響を聴いたのは・・・、と振り返ってみると、下野竜也指揮読響の第5番第4楽章以来だと思った(2016年3月20日、東京芸術劇場)。あの時は痛快だと思う一方で、「音の暴力」も感じたのだが。いすれにしても、小泉の明確な音楽づくりに都響が持てる力を存分に発揮した、といった感じだった。

 

つづいて本日はカーチュン指揮日本フィルによる第9である。マーラーの加筆版による演奏とのことで、ティンパニ、管楽器の追加もあったが、とにかく大きな音が響いたという印象。第9の演奏で時に物足りなさを感じるのは第4楽章冒頭の響きなのだが、今日の演奏は手ごたえ十分だった。演奏スタイルとしては小泉、都響とは対照的で、テンポは中庸ないしやや遅め、そして大編成ゆえに重厚感もあった。トータルの演奏時間は約73分で、往年の巨匠の再来(?)といった感じもあった。