昨日の雨も上がり、晴天というか、はっきりしない花曇りの天気、気温は上昇して18度から21度で推移した。日中、外を歩くと少し汗ばむ感じもあった。
「未曾有の財政難で岐路に立つ国立大 9年ぶりの交付金増も『焼け石に水』 問われる存在意義」(産経新聞2026年4月4日付 19:00配信)という見出しの記事で、国立大の多くが運営費交付金の不足で危機的状況にあるという。
法人化されて20年余り、運営費交付金の削減は自明のはずだったが、この間、不景気ということもあって、授業料や入学金は据え置きになっていた。法人化の前は旧大蔵省、財務省の方針で授業料と入学金を交互に値上げしてきたが、法人化以降はそれが止まった。その結果、ジリ貧状態に陥っているのである。
今後も国の交付金削減方針に変化がないとすれば、財源確保のためには、かつてのやり方に倣って、授業料と入学金を少しずつ値上げていくしかない。その行きつくところ、最終的には私立大学並みになるということである。これが旧大蔵省以来の国立大学に対する策略である。ただし、学生定員が満たされることが絶対的な存続条件なので、いまあるすべての国立大学が生き残れるかは怪しい。そこにも、国の策略がみえる。
国立大学の存在意義について国民的な議論が必要だが、大方にとってはどうでもいいことなのかもしれない。