今日は晴れのち曇りで、最低気温は5度、最高気温は15度だった。
以前から疑問に思っていたのだが、旧東ドイツのエテルナ・レーベルは1970年代の終わり頃からマーラーの交響曲全集をつくろうとしていたのだろうか。現在、エテルナの録音を引き継いでいるベルリン・クラシックス・レーベルでみると、この時期のマーラーの交響曲録音は次のようになっている。
第1番 ケーゲル指揮ドレスデン・フィル、1979
第2番 スイトナー指揮シュターツカペレ・ベルリン、1983
第3番 レーグナー指揮ベルリン放送管弦楽団、1983
第4番 ケーゲル指揮ライプチヒ放送交響楽団、1976-78
第5番 スイトナー指揮シュターツカペレ・ベルリン、1984
第6番 レーグナー指揮ベルリン放送管弦楽団、1981
第7番 マズア指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、1982
第9番 ザンデルリンク指揮ベルリン交響楽団、1979
第10番 ザンデルリンク指揮ベルリン交響楽団、1979
大地の歌 ザンデルリンク指揮ベルリン交響楽団、1983
並べてみると、第8番だけない。大規模な作品なので、ここまでで資金が枯渇して力尽きたのかもしれないが、録音のチャンスはあったはずである。それは「HERBERT KEGEL Legende ohne Tabu」に付録のようについているCDに、1981年6月6日の「聖霊降臨祭の日曜日」に行なわれたケーゲル指揮ドレスデン・フィルの事前のリハーサル録音の一部が収められているからである。もしかすると放送局には本演奏の全曲録音が保管されているのかもしれないが、この演奏会の前後にレコード録音も可能だったような気がする。
ケーゲルは旧東ドイツで第8番を録音するのに最もふさわしい指揮者だったはずで、未収録に終わったことは残念なことだった。