今日は曇りのち晴れ、朝方は冷え込んで最低気温は3度、午後になって最高気温は12度まで上がった。
2月11日にヘルムート・リリングが亡くなったという。1933年5月29日の生まれなので、92歳だった。
リリングの演奏、あまり聴いていないのだが、2010年のN響との第九公演での冒頭の精妙な響きが印象に残っている。
ただ、この人の主要なレパートリーはバッハの作品だった。そのなかで特に記憶に残っているのは1974年にDENONレーベルにPCM録音されたオルガン作品集である。トッカータとフーガBWV565、小フーガBWV578、前奏曲とフーガBWV544、幻想曲とフーガBWV542、パッサカリアとフーガBWV582の5曲、シュトットガルトの福音派記念協会での収録、とある。残響音が少ないこともあって、すっきりとした透明感のある音が印象に残る。初期のPCM録音(デジタル録音)でオーケストラ作品を聴くと寸詰まり感があるが、オルガン作品だとそういった感じはない。その点で、聴きやすい録音だと思っていた。
ご冥福を祈ります。