本日は晴れのち曇りといった感じだったが、気温が少し上がって、最低気温は3度、最高気温は12度。公園の梅の花が咲き始めていた。

 

2025年9月4日の記事で触れたカーメン・ドラゴン指揮キャピトル交響楽団のアルバムのなかから、「楽しい音楽の世界」と「コール・ポーターの夕べ」と題された二枚を聴いてみた(いずれも東芝EMI盤による。)。

 

1950年代末の録音ということもあって、音質は多少古さを感じさせるところもあるが、軽快感のある演奏が心地よい。スメタナの「売られた花嫁」からの「道化師の踊り」のびっくりするような速いテンポ、コール・ポーターの「キス・ミー・ケイト」のなかの「ソー・イン・ラヴ」の弱音ですすむ神妙さが印象に残る。そして全体として、1950年代から60年代にかけての時代の雰囲気が音として記録されているように思った。まるでジュークボックスから流れるような音ではないか。こうした演奏を聴くと、ほっとする。