今日は朝のうちは曇っていたが、昼前からは晴れて蒸し暑くなった。最高気温は32度。

 

「ギーレン・エディション」第9集からベートーヴェンの交響曲第5番を聴いてみた。次の二種類の演奏が収められている。

 

(1)シュトットガルト放送交響楽団  1970.1.9

   Ⅰ.7'10  Ⅱ.9'22  Ⅲ.4'45  Ⅳ.8'12

(2)南西ドイツ放送交響楽団                       1997.11.29&12.1

             Ⅰ.7'08   Ⅱ.8'47  Ⅲ.4'47  Ⅳ.10'51

 

(1)、(2)に演奏スタイル上の大きな違いはなく、ギーレンの解釈はほぼ一貫しているように見受けられる。

 

(1)についていうと、第Ⅰ楽章は畳みかけていくような鮮烈さがある。それを受けての第Ⅱ楽章とつづく第Ⅲ楽章はやや単調。そして第Ⅳ楽章は一気呵成のスピード感で終結に向かう。

 

27年後の(2)は、より充実感があって、速めのテンポは同様だが、力感があって自然な流れも感じられる。オーケストラとの信頼関係のようなものが反映しているのだろうか。なお、第Ⅳ楽章の演奏時間の違いは、(2)では提示部の反復を実行しているためである。

 

ということで、第5番に関しては、演奏、録音状態ともに(2)を採りたい。