今日も真夏の天気だったが、午後から曇ってきて4時過ぎから雨になった。最高気温は31度。雨が止んでからは気温は低下し、6時過ぎには25度前後になった。
ギーレンの演奏スタイルはどのようなものだったのかと、今回はシューベルトとブラームスを聴いてみた。オーケストラはいずれも南西ドイツ放送交響楽団。
(1)シューベルト 交響曲第8番 1996.4.27[HÄNSSLER 93.057]
(2)ブラームス 交響曲第1番 1995.5.27[HÄNSSLER 93.134]
シューベルトはテンポが速めで最初のうちは淡々とすすむが、すすむにつれて強弱の振幅が大きくなる。第1楽章の終結部などは畳みかけるように派手に鳴る。金管も打楽器も力一杯の演奏だが、強奏部分は耳が痛い。この録音はロンドンのロイヤルフェスティヴァルホールでのライヴということで、終曲後の拍手も収められている。
ブラームスもテンポが速く、第1楽章の提示部を反復していてもトータルの演奏時間は45分で、オーケストラを目一杯鳴らした凝縮したスタイルである。この種の演奏は嫌いではないが、聴き終えてみると、オーケストラはついに最後まで開放、発散されることはなかったのではないか、と思う。
ということで、ロマン派の交響曲の演奏でも、ギーレンは余計な味付けはせずにゴリゴリとすすむようなスタイルを採っているようにみえた。