今日も一日晴れで、最高気温35度の猛暑日だった。
全国的には北海道、東北、そして西日本各地は気温は高いが雨が降っている。前にも書いたが、土嚢や止水版を活用して家屋を浸水から守る方法を例示してもらえばありがたいのだが・・・
それとの関連で、災害などの検証番組で記憶に残るものをいくつかメモしておきたい(いずれもNHKの放送から)。
その1 山形県酒田市の大火
1976年10月29日に発生、折りからの強風で22.5ヘクタールの市街地が消失した。犠牲者は死者1名、負傷者は約1000名に及んだ。
焼あとのなかで、1軒だけ類焼を免れた家が紹介されていた。なぜ残ったのかと不思議な感じがしたが、説明によると、避難する際に玄関や戸の隙間に「目張り」をして、火の粉が家のなかに入らないようにした、ということだった。
その2 東京周辺の渇水
1986年の夏のこと、東京周辺に水道水を供給する利根川・荒川水系で上流のダムが水不足になった。記録によれば、6月16日から8月25日まで給水制限が実施され、公園の噴水は止まり、公営のプールも中止になった。雨が降らなかったのだから仕方がない、というのがふつうの感覚だが、後日の検証番組によると、春先にダムの水を放流し過ぎたことが原因だと指摘されていた。
その3 コメ不足
昨年来コメ不足状態がつづいているが、ここで取り上げるのは1993年のコメ不足である。この年の夏はずっと梅雨時のような日がつづき、「梅雨明け」がないまま秋を迎えた。冷夏のため、関東北部から東北、北海道ではコメが収穫できず、外国産に頼る事態となった。
後日の検証番組はコメの収穫ができた宮城県のある農家を取り上げていた。その農家は冷夏を予想して田の水温を維持するための「深水管理」を行なっていたという。例年のスケジュールどおりに水田の管理をやっていたのでは冷夏で不作になると見込んでいたのだった。経験に基づいて適切な対処をしていれば、深刻なコメの不作にはならなかったことが示唆されていた。
今後もいろいろと災害が起こるかもしれないが、過去の事例の検証をつうじて得られた「知恵」を活用できればと思う。