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「東京新聞」(2025年1月30日付)に「棋譜の無許可配信『違法』」という見出しで、大阪高裁から「将棋の指し手記録(棋譜)のリアルタイム配信は、棋戦の存続を危うくする」という判決が出たという。

 

これは当然の判決だと思った。将棋はゲーム(遊戯)で、たぶん古くは坊さんたちが余暇に楽しんでいたのだろう。江戸時代になって、幕府は将棋(そして囲碁も)を保護した。つまり、スポンサーになった。そして家元制度ができた。だが明治時代になると幕府というスポンサーは消滅、代わってスポンサーになったのは新聞社だった。新聞に対局の棋譜を解説付きで掲載することで新聞の販売を促進させようとしたのである。

 

このような経緯を考えれば、棋譜は売り物であって、それが原資となってプロの将棋指しは成立しているわけである。スポンサーとプロの将棋指し(将棋連盟)を差し置いて、棋譜を横取りして流す行為は「違法」ということになって当然である。