今日は午前中は曇り空だったが、午後から晴れてきて気温も35度まで上昇した。その後曇って来て、夕方は雨模様。

 

先日、2023年の「合計特殊出生率」(1人の女性が一生のうちに産む子供の数の指標)を都道府県別でみると、東京都は0.99で、最下位の数値という報道があった。

これに対して、『東京新聞』(2024年7月9日付)は「若い女性が流入する都市部では、出生率は低くなる傾向がある。人口動態の専門家は『人の移動がある状況下では、出生率と出生数の相関があまりない』」と指摘する。「分子に当たる生まれた子どもの数に比べ、分母の流入する女性の方が圧倒的に大きくなる」から、というのがその理由。

つまり、「0.99」という数字にびっくりするには及ばないのである。確かに「少子化」傾向はつづいていて、人口も減少してるわけだが、政府から発表される数字だけを根拠に「危機感」を煽るのはよくないことだ。