今日は曇りから晴れになって、気温も上昇、室内でも31度になった。冷房なしでは生きていけない。

 

本日の話題といえば、新札の発行である。偽造防止が主な理由で、肖像画も

    

            千円札:夏目漱石→北里柴三郎

    五千円札:樋口一葉→津田梅子

    一万円札:福沢諭吉→渋沢栄一

 

という具合に替えられた。

 

偽造防止のために何が施されているのか、以下は日銀の説明。

 

①インキを高く盛り上げて印刷することによって、札を触るとざらざらする。

②肖像のすかしに加え、背景に高精細なすかしが入る。

➂券種ごとに縦棒状のすかしが入る(1万円札3本、5千円札2本、千円札1本)。

④肖像のホログラム化。肖像以外の図柄も見る角度によって変化する。

⑤傾けると、表面は額面数字、裏面は「NIPPON」の文字が浮び上がる。

⑥傾けると、左右両端にピンクの光沢が見える。

⑦コピー機では再現できないほど小さな「NIPPONGINKO」の文字が入る。

⑧紫外線を当てると、日本銀行総裁の印章や模様の一部が発光する。

 

新札を手に入れたら、以上の項目を確かめてみよう。もし項目の一つでも該当していなかったら、それは偽札か?

 

新札、新札と騒がれているなかで、気になるのは二千円札のことである。西暦2000年と同年開催の「九州・沖縄サミット」を記念して発行された。発案者は総理大臣・小渕恵三である。表は首里城の守礼門、裏は「源氏物語絵巻」の一場面と紫式部なのだが、この札は新札に更新しないのだろうか? それとも、あまり流通しないので、見限られたということか。もし見限られたとすると、在庫処分に困った「アベノマスク」と同じだ。