本日は本降りの雨。気温は20度台前半でここ数日と比較すれば、過ごしやすい。

 

日帰り登山のつづき。ある年の8月、やはり「青春18きっぷ」で那須登山に出かけた。駅に降り立った時は快晴で、那須連山がよく見えた。この時はロープウェイなど使わずに、歩いて峰の茶屋から茶臼岳へ。ただこれだけでは物足りないので、再び峰の茶屋に戻って、南月山、黒尾谷岳と縦走して、最後は切り開かれた別荘予定地を経てバス道路に出た。南月山のあたりから気流が上昇してくる気配を感じていたのだが、黒尾谷岳を通過するころには雷雨になった。かなり下まで降りていたので、傘をさして下山した。たどり着いたバス停のそばに山小屋風のレストランがあり、そこで一休みして大きなグラスに注がれたアイスコーヒーを飲んだ。のどの渇きをいやすにはちょうどよかったはずだった。

 

さて帰りの列車である。相棒ものどの渇きがあったらしく、駅のホームの自動販売機で缶コーヒーを買って飲んだ。つきあいで私も同じ缶コーヒーを飲んだ。普通列車を乗り継いで帰ることになったのだが、相棒は途中の乗り継ぎ駅でも同じ缶コーヒーを買って飲んだ。何で同じ物を飲むのか、と尋ねたら、これが一番うまいから、という。ミルクコーヒーで甘すぎるような気がしたが、のどの渇きをいやすには缶コーヒーだったようである。

 

だがいまの常識からすればコーヒーには利尿作用があるので、水分補給には不向きかもしれない。それに糖分が多いことも気がかりだ。