天気予報は「曇り」だったが、午前中から雨で、昼前後には強く降った。気温も低く、半袖のシャツでは寒い感じだった。夜のニュースによれば、梅雨入りだという。
その雨の中、新日本フィルの演奏会に出かけた。テーマは「ジャズとラテンへの陶酔」で、取り上げられたのはアンコール曲も含めて次の7曲。
①ガーシュウィン(ベネット編) 交響的絵画「ポーギーとベス」より
②ガーシュウィン ラプソディ・イン・ブルー
➂アンコール曲 小曽根真 モーツァルトの昼寝(MO’S NAP)
④アルトゥロ・マルケス ダンソン・ヌメロ・ドス(ダンス第2番)
⑤ガーシュウィン 子守歌
⑥ガーシュウィン パリのアメリカ人
⑦アンコール曲 ポンキエルリ 「ジョコンダ」~時の踊り
指揮のヤデル・ビニャミーニは全く未知の人だったが、オーケストラから最大限の力を引き出していたように思った。オーケストラ側にもある種の余裕が感じられ、「ラプソディ・イン・ブルー」のクラリネットなど、ずいぶん大胆な演奏のように思えた。