朝から本降りの雨で一日中降っている。気温は徐々に下がり、外は15度くらいになったが、室温は24度前後で安定していた。

 

午後、TVで「相棒」の再放送「複眼の法廷」を観る。ドラマなので、例によって飛躍もあるな、とは思うが、裁判員制度が始まるにあたって一定の問題提起をしているように思われた。そのように考えると、この回での本当の主役は裁判官・三雲法男を演じる石橋凌なのだろう。

 

それとは別に、警察庁長官官房室長・小野田公顕の部屋に「釣月耕雲」と書かれた額が掲げられていたことも気になった。調べてみると、道元(1200~1253)の漢詩「西来の祖道、われ東に伝える。月に釣り、雲に耕し古風を慕う。世俗の紅塵、飛んで到らず。深山の雪夜、草庵の中」から採られているようだ。その意味するところはいくつかの解釈があるようで、どのような文脈でこの四文字が警察庁に掲げられているのかじっくりと考えてみたい。