彼の名はスコット
ヨークシャーテリア星人です
飽きっぽいです
例によって
早朝の散歩中
スコット：「あっ！！」
私：「どうした？」
スコット：「あそこ！！」
私：「どこ？」
スコット：「ボクの視線の先！！」
私：「あのステッカー？」
スコット：「カッター切りに注意だって！！」
私：「そうだね！」
スコット：「最近よく見かけるよね！！」
私：「そうだね！」
スコット：「もし出くわしたら吠えて威嚇するからね！！」
私：「おっと！勘違いしてるようだね！」
スコット：「吠えて威嚇するから、あとは頼むよ！！」
私：「完全に勘違いしてるね！」
スコット：「ボクにできるのは威嚇だけ！！」
私：「カッター切りって、異常者がカッターで
切り付けるわけじゃないよ！！」
スコット：「。。。」
私：「ここで言うカッターって、アスファルトを
切る機械のことだよ！！」
スコット：「。。。」
私：「地中に何かしら埋まってるので
カッターで切ったらまずいってことだろうね！！」
スコット：「。。。」
私：「だから威嚇する必要もないし、それ以前に
君の想像するカッター切りは出ないよ！！」
スコット：「そうやって油断してると
本当のカッター切りに出くわすよ！！」
私：「だから出くわさないよ！！」
突然
走り出すスコット
引っ張られる私
走るスコット
引っ張られる私
走るスコット
引っ張られる私
私：「参りました！！」
スコット：「あースッキリした！！」
このようにして
時は流れていくのでした
