本日は三石先生からの引用です
前々回の糖尿病についての纏めになります
以下引用
・「合併症はスカベンジャー」で避けられる
幸いなことに、ブドウ糖に封じ込められてしまうSOD以外にも、活性酸素除去する物質はたくさんあります。しかもその多くは日常的な食品にふくまれていますから、薬と違って副作用の心配がありません。前に触れましたが、そういう物質を私はスカベンジャーと呼んでいます。「スカベンジ」とは「掃除をする」という意味の英語です。つまりスカベンジャーとは、活性酸素を片付けてくれる「掃除や」つまり抗活性酸素剤ということです。
ビタミンCやEといったビタミン類を、はじめとして、スカベンジャーには数千の種類があり、その多くは植物に含まれています。
もちろん、そのすべてが人間に、有効なわけではありません。例えばフラボノイドは、植物にとっては極めて重要なスカベンジャーですが、分子が大きすぎるため、そのままでは人間が食べても吸収されずに排泄されてしまいます。
人間が摂取できるスカベンジャーの中で優秀なものとなると、まずはベータカロテンやキサントフィルといったカロチノイドが挙げられます。これは人参、かぼちゃ、トマトといった緑黄色野菜のほか、柑橘類、海藻、鶏や魚の卵などに含まれています。
ごま、緑茶、赤ワインなどに含まれているポリフェノールの仲間も、人間にとってはかなり力強い味方です。ちなみにゴマに含まれているスカベンジャーの分子は、火で煎ると二つに割れて、それぞれは新しいスカベンジャーになります。それだけスカベンジャーとしての効果が明日わけです。
また、緑茶が持っているカテキンというスカベンジャーは、熱湯をかけると分子がくっつきあって、腸壁を、通過できなくなります。これではせっかくスカベンジャーを摂取しても無駄玉になってしまいます。昔から人間はゴマを煎って食べてきたし、緑茶は少し冷ました湯で入れた方が美味しいと言ってきました。活性酸素やスカベンジャーの存在など知らなくても、先人は、体に良い食生活の知恵を身につけていたのです。
気をつけて欲しいのは、ビタミンE、カルチノイド、ポリフェノールはいずれも脂溶性の物質なので、脂質と、一緒に接種した方が腸管で吸収されやすいということです。
活性酸素はあらゆる病気の原因になるものですから、誰にとってもスカベンジャーの摂取は健康管理の大きな柱です。
以上のように三石先生は糖尿病も活性酸素が原因となる
ので、その対策としてはスカベンジャーと言われる
物質を日常の食物より取り入れておくちうことです( ´艸`)