タラント
角田光代 著
角田さんは、香川県出身と言うわけでは、
ないのですが、香川県が舞台の小説を
書かれてます。
この、タラントも、そうです。
主人公の女性、おじいちゃん、甥、3世代に
渡って、それぞれ、生き方に困難な問題を
抱えており、それを、正面から、横から、下から、上から、色々に、問題を解決してゆく
結果、良かったね
と、思うのですが
途中、主人公が、香川の田舎から
東京へ、上京するシーンが、高松空港で
飛行機に乗って、飛び立つ様を書いてる
の、ですが、あそこの旋回して、飛び立つ様が
心情的にも、重なって、上手い描写やなぁ
と、感心しまして、
そこに、こだわる、人は、あまりいないかも
知れませんが、卒業したばかりで、故郷を後に
して、グンと、飛び立つ感じが、上手いなぁ
と、思わされます。
読んで見て欲しい表現です。