モラハラ夫と辛すぎる子育てから逃げた友人 | 子ども産んで後悔している

子ども産んで後悔している

産まなきゃよかった!現在4ヶ月(2024,1)後悔しなかった日はなし。真っ黒な本音を吐き出すブログ。

大学で友人だった彼女は

とても努力家で女らしさと

サバサバした姉御肌を兼ね備えていた。



その子の結婚式…

華やかでしたね。

お金があることはとてもよくわかりました。


旦那さんもご挨拶した限りでは

品のある感じ。


ただ違和感を覚えたのは

旦那サイドの友人たちの素行。

ふつー奥さんの友人がスピーチしたら

聞きませんか?視線を向けるでしょう。



ゲラゲラ私語をして一切、

奥さんサイドの来賓をみない。



この違和感の正体は、数年後…

彼女に子どもが生まれてから

知ることになりました。



子どもが生まれるまでは

夫婦でうまくやっていたそう。


ところが…

子どもが生まれてから

旦那のひどいモラハラにあっていると

いうではないですか。



子どもが生まれて

自分のお世話をしてくれなくなったことで

誰のおかげで生活できてるんだ!

と言うようになったそうですよ。



働かないやつに価値はないと

言い出したらしい。



彼女は産休からの育休を取得しているだけで

無職ではないのですけどね。



彼女に言われました。



「なんでそんないい旦那捕まえられた?

わたしは結婚しなきゃわからなかった。

なんで結婚する前に

そんないい人だってわかったの?」



そうだよね…

わたしモテない女だったから

不思議だよね。



彼女はわたしにとって

ファッションや美容に対する執着…

というかこだわりの大切さを

教えてくれた人。


彼女のマネをしてセンスを磨いたときも

あったな…

嫌がられましたけどね。


彼女と全く同じに

したかったわけじゃなかったんですが…

彼女だったらどうするかを

意識してファッションを見直していたら

ある日、揃えたのかってくらい似ちゃって。

その説はごめんねと思います。


彼女には彼氏もいたし

当時のわたしは憧れるところが

多かったのです。



わたしは自分の家族に対して

大学時代にとても苦しみました。



それはわたしが必修科目であった

発達心理学の授業で自分の性格特性が

問題のあるパターンに当てはまっていると

気がついた最初だったから。



そしてそのときに、

父親があろうことか自宅で不倫しているのを

聞いてしまい…



機能不全家族なんだ…という

確信に変わってゆきました。

この家はろくでもないし

わたしの育ち方もろくでもないものだと。



人の性格は7歳頃には

だいたい決まってしまい

その後はほぼ変えられないと

心理学では研究されていました。



彼女にはそのことを話したんですよ。

抱え込むにはあまりにも苦しくて。




「でもまっくろ子のとこ3人兄弟じゃん。

わたしのお母さんが3人作れるのは

信頼があるからだって言ってたよ」



今ならわかります。

その子だって受け止められるような

話じゃなかった。



そして、自分の親が

毒親と気がつけるかどうかは…

多くの場合、

自分が親になったときなのだということ。



それを確かめるように

子育てがしたくなるのかもしれないね。



その子は姉と二人兄弟でした。


姉の名前は可愛くて

彼女の名前はそれに比べると渋いので


いつも気にしていました。



姉は美人で…

わたしから見ると

その子もそっくりなのですが

自分は褒められたことがない、と。



何がいいたいかというと、

彼女の家族もまた問題を

抱えていたということ。



でも気が付けない。

自分の家はふつうでまともだと

思って育つものだから。



彼女はいつも

比べられて育ったんですね。



お姉さんは無条件に大切にされる一方、

後に生まれた彼女は

いつも大切にされてこなかったのです。



それは彼女が子どもを産んでも変わらず。

お姉さんの産後の手伝いには県をまたいで

お母さんが行かれたそうですが、

彼女のときは



「子育てに関わると

自分が辛かった育児を思い出すから

家に帰ってこないでほしい。

孫の世話の手伝いはしたくない」と

お母さんから言い放たれたそうです。



彼女はいま

モラハラされている経験を活かすため

弁護士になるための勉強をはじめました。


学生となることで

子どもを保育園に預けられるからです。


「逃げてるよなって思う。

子どもから。

可愛いときもある。


だけど…わたしは小さなころ

こんなにしてもらったかなって。

一緒にいるのが辛い。


これが限界かなと思う」



離れるために学生になり

モラハラ夫から逃れるために

弁護士になる決心をした彼女。




記憶に残っていなくても

大切に育てられたのか

蔑ろにされたのかは

心のどこかに刻み込まれているのでしょうね。


子どもがほしくない

好きじゃない

うるさい


と感じる人は…

親に対していい思い出が

ないのかもしれません。



毒親が増えた。

だから少子化。


一昔前は

「子どもを育てて一人前」が

産ませて、育てさせたんだろう。



それも崩壊して

持たない選択をする人が

増えてるんじゃないかな。


自分の子どもころの気持ちを

蒸し返すトリガーなんて

ほしくないんですよ。



そして

一人産んでみて向いてなかったと思う。

打ち止め。



そんな気がしますね。