こんにちは.修士2年のもっさです.

先日,以前の記事に書いた円筒分水工をA君・U君と共に巡ってみたのでご紹介したいと思います.

円筒分水は分水工の一種で,円筒形の構造物で農業用水を分配する施設です.円筒の中心から揚水を湧き出させ,流れ落ちる円周部の比率を変えることで正確に水を分配することができます.

(写真は井之口円筒分水工)

無骨な構造物を大量の水が流れる様子は,刺さる人には刺さる(自分も含め)もので,「円筒分水ドット・コム」なるWebページも存在します.今回はこちらの情報を参考にして,滋賀県周辺の円筒分水および分水工をめぐってみました.以下に,その一覧とおすすめ度★を記載しました.

  草津用水土地改良区 第1段円形分水工(MAP

南草津駅の目の前にある巨大な円筒分水です.

琵琶湖の水を揚水機でくみ上げて分水しているとのこと.分水後の一部はさらに揚水機に通され,次の第2段円形分水工に向かいます.

見学用の階段などはないので,駅の跨線橋やホテルなどから見ることになります.

 

  草津用水土地改良区 第2段円形分水工(MAP

付近に公園の無料駐車場があるのでアクセスしやすいです.

第1段円形分水工からの水をさらに分水しています.

間近で見ることができますが,細い路地のカーブにあるので走行車に注意が必要です.

 

  守山の円筒分水(MAP

JR守山駅付近の住宅地にある円筒分水です.

小さめですが,水がとても澄んでおり美しいです.

野洲川からの灌漑用水を三津川:吉川川=1:3に分配しているとのことですが,壁には穴が開いているので,現在は配分を変えているのかもしれません.

 

  朝国地区親水性円筒分水工(MAP

国道1号沿いにある円筒分水工です.

観賞用の展望台や公園が整備されており,見学にはもってこいです.

背景の畑・空・橋梁と一緒に写真に収めれば”映え”間違いなし!!

 

 

  近江八幡の円筒分水(MAP

田んぼの中の私有地(?)っぽいところにあったので,近くで撮影できませんでした.

周りに登れるところもなさそうなので,ドローンや棒の先にカメラをつければ見えると思います.

 

  岡山土地改良区の円筒分水(MAP

田んぼの真ん中にポツンとあります.

近江八幡の円筒分水と同じく,上るところがないので,周りから見るだけになりますorz

 

  呉竹梅林親水公園(MAP

めちゃめちゃが生えてます.

石を積み上げて作られている珍しい円筒分水です.

水量は少ないですが,親水公園が整備されており,梅や菖蒲などを見ることができます.

 

  井之口円筒分水工(MAP

姉川沿いにある円筒分水です.細い砂利道の先にあるので,近くの道の駅「伊吹の里 旬彩の森」に車を止めて,徒歩で行くのがいいと思います.

水量が多く,柵も低いので,迫力満点です.

 

  七尾分水(MAP

井之口円筒分水工と同じく姉川沿いにあります.

そのまま直進する流れと,開口部から地下へ潜る2つに分かれます.

下へ潜った方は,姉川の地下を横断し,対岸にある七尾水路へと繋がります(!)

 

  小田分水(MAP

巨大な扇形の分水工です.

複雑な形状により3方向に分岐しており,それぞれ異なる様相を呈しています.

源流は水量が多く,柵もないので,水路をものすごい勢いで流れる様を間近で見ることができます.

 

  五川分水(MAP

田んぼの真ん中にある分水です.

名前の通り5つに水流を分けていて,分岐先の川の名前が橋に書かれています.

あぜ道がとても狭いので,徒歩で行った方がいいと思います.

 

  さいごに

円筒分水はいかがだったでしょうか?

前述した「円筒分水ドット・コム」では「円筒分水マップ」なるものが公開されており,全国各地の分水工を確認することができます.

もしご興味を持っていただけたら,是非,お近くの円筒分水工へ足を運んでみてください.

B3のAshaです~

最近は衛星の電源回路の回路図とにらめっこしていますグラサン

 

 

さて、そんな僕ですが昨日、そとろぼ! 第5回フィールドロボティクス勉強会@京都に初めて参加してきました!

 

そとろぼ!とは、ジャンルや立場、年齢に囚われず屋外のロボットに興味のある方がふらっと来て情報交換できるようなイベントです。

 

いくつかLTがあり、中でもSTRATOVISIONさんの超音波風速計には驚かされました!

 

 

少し動かしただけでも風向風速がしっかりと計測できており、M5Stackでの可視化も分かりやすく、色々な用途がありそうだなと感じました。

 

 

滑空回収型気球システムを開発する過程でこの製品を開発されたとのことで、SSSRCの新入生教育で行っているCanSatや、衛星開発にも通じるところがあるように感じました。

 

また、ハワイで開催されている自動操縦船のロボットコンテストに参加されているOUXT PolarisさんのLTもあり、とても興味深かったです。実は、この団体は僕が大学入学時に入ろうか迷っていた団体の1つでもあります。結果的にはSSSRCに入りましたが、こんな縁があるとは思っていませんでしたウインク

 

 

 

このそとらぼ!を知るきっかけとなった、MARRON-AUVも見ることができました!MARRONはMassive Radical Reaction Open Nautilusの略との事です笑い泣き

大学で僕は海洋システム工学課程に所属しているので、MARRON-AUVの実物には凄く興奮しましたラブ

 

 

 

 

また、このイベントのスポンサーをして頂いているARAV株式会社さんは、建設現場における重機などの後付けでの自動化を行っているようですびっくりマークびっくりマークこれも面白そう飛び出すハート

 

 

 

いかがでしたか?一応公開情報をベースにしたので、面白さは全然伝えきれませんでしたが、少しでもそとらぼ!の面白さを感じて頂けたら嬉しいです。

 

connpassのイベントは何回か参加しましたが、対面のものは今回が初めてだったので結構緊張しましたが、楽しかったです!!

趣味でも色んな開発をされている方が多く、良い刺激を頂きました~

人工衛星についてのLTもしてみたいですねラブ

 

ではまた

 

 

修士2年になりました,米山まうむです.

SSSRCでは現在B1~M2の学生が活動しています.
私は最高学年になり,
いろんな役割を後代に引き継ぎまして,
個人的に次のステップに視野を向けつつ,
SSSRCに残せるものは残せたらと考えている今日この頃です.

 

学部1年生から所属してこれまでのアメブロを振り返ると7回?執筆してるみたいです.

過去の先輩のアメブロなんかを見ていて,
宇宙界隈の話題提供的なブログも書いていきたいなと思いますが,今回はしょうもない話題があるのでそっちでいきます.

 

前置き

米山は電源系という主に衛星の電源や基板に関わる部分を担当してきました.

つまりそういう電気っぽいことは”わかって”いて,”スマート”に取り扱えてしかるべき役割です.

それなのになぜバイクのヒューズを4つも飛ばすのか... 弁明 解説していきたいと思います

何がやりたかったか

バイクに電源ユニットを取り付けたかったのです.
これをバイクに装備することによって,今後バイクの電装品の追加がやり易くなります.
この電源ユニットは,バッテリ(+),バッテリ(-),アクセサリ(ACC)電源(+)の三つを接続する必要があります.ACCは, キーを回すと通電するところです.
ACCを接続することで,バイクの鍵を抜けば通電しないようにすることができます.
端的に言えば付けっぱなしにしてバッテリが上がっちゃわないようにできます.
(仕組みとしてはACC電源でユニット内のリレーを駆動して,バッテリからの電源供給を制御しています)
 

 

 

ACC電源の取り出し箇所の確認

さてでは,ACC電源を取り出していきたいと思います.(ここからは実況風)

参考になる記事を見つけたので,参考例とは別の2線カプラから配線を取り出そうと思います.

エレクトロタップを使うのが楽ではありますが,既存の配線を傷つけてしまうのが心配です.

バイクのシートを取りずして...見つけました,ヨシ.

どちらが+と-かを確認するために”コネクタの内部の金属部”にテスターを当てて...キーを回して...

 

  

 

 

 

キュイーーン,ヒューーン⤵

 

 

 

ん?バイクのディスプレイが付かない??

 

何かがいつもと違う,不穏な気配だけはわかる

 

............

............

............

 

 

もしかしてバッテリがショートした?

え?バッテリ死んだ?え?え?(焦焦焦焦)

 

しかし電源系の私はここで気づきます.バイクにはヒューズがあるはず!

「ヒューズが飛んでいる=バッテリは保護された=セーフ!耐え!!」
(楽観的脳内回路)

 

 

ご覧の通りです.(左:刺さっていたヒューズ,右:予備のヒューズ)

まずここで1つ目が飛びました.カウント変数でも定義しておきましょうか(cnt=1)

 

cnt=1の原因

ヒューズが飛んだということは過剰な電流が流れたということで,やはりどこかをショートさせたのでしょう.

 

何もしていないのに壊れた!とか駄々をこねる前に身に覚えがあります.

おそらくこのコネクタの±を調べる際に,テスターの先っぽをつっこんだときに内部の2つのラインを短絡させたのでしょう.

 

 

はい,テスターのプローブをこの狭い空間に突っ込むなんて横着でした.

電源系失格の誹りは免れないでしょう.

ということでヒューズを交換し,別で用意していたコンタクトを付けた配線を使い,
ACCライン及びGNDラインを確認しておきます.

 

ACC電源を取り出す配線の作成

確認した情報を参考に,車体のコネクタに割り込ませる部分を作成します.

ワイヤーストリッパーで配線の被膜を剥き,コンタクトを圧着します.

(コンタクトのかしめ作業は衛星開発でもハーネスを作る際に重要になります)

コネクタと配線の接続関係を間違わないようにコンタクトをハウジングに差し込みます.

 

 

  

 

 

車体への取り付け

まずは自作した配線取り出し部分だけ接続してACC電源が取り出せるか確認します.

 

接続してキーを回すと...

 

キュイーーン,ヒューーン⤵

 

どこかで聞いた音とともに,沈黙するバイクのディスプレイ...

また です.(cnt++)

今回は随分パックリ切れていますね.

(左:予備のヒューズ,右:切れたヒューズ)

 

しかし今回は思い当たる節がありません.

「何もしていないのに壊れた!(何かした)」状態です.

配線とコネクタの接続関係を間違えたかと何度も確認しましたが,よくわかりません.

テスターなど他の接続機器がどこかで短絡したのか...?

では,いろいろ接続を外して,
この自作コネクタ部分だけで予備のヒューズで

もう一度バイクの電源オン!

 

 

 

キュイーーン,ヒューーン⤵(cnt++)

 

 

 

 

当然の結果です.原因がよくわかっていないのですから.

(※デバック作業中の良い子はマネしないように)

屍がもう一つ隣に並びました.急いては事を仕損じます.

 

 

しかしこれで自作配線に問題がありそうなことはわかりました.

 

 

コネクタの落とし穴(cnt=2,3の原因)

さて自作配線のどこが問題か探すためにとりあえず,テスターで電気的な接続を確認します.

具体的には±ラインがそれぞれちゃんと独立しているかです.

下記の5か所の組み合わせでみていきます.
ここで上の×2がショートしている事実が発覚します.

 

 

しかしなぜ??

コネクタに刺さってるのになんで??

そういえばコンタクトをハウジングに差し込むのに手こずったことを思い出します.

一旦引っこ抜いてみます.

考えてみると,この赤と黒が内部で接触しているとしか考えられません.

よくよく見ると,径が少し太いワイヤーを使ったこと,またコンタクトの差し込む向きを間違えていたこと等が原因でハウジング内部中央の隔壁が傷ついているようです.

ここでコンタクト同士が接触してショートしていることがわかりました.

 

 

対策

コンタクトが接触し合わないようにすればよいことがわかりました.

ワイヤーが少々太いために,青のゴムカバーをはめるとぎゅうぎゅうになっていました.
そこで,青いゴムカバーの中央部(黒と赤の間の部分)を上からぐっと押しこめば,中でコンタクト同士の距離が保てるだろうと考えました.

まあ配線の間にゴムが割り込まれていれば大丈夫だろう~ ヨシッ

 

じゃあもう一回バイク本体に取り付けてみてっと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キュイーーン,ヒューーン⤵(cnt++)

 

>print(cnt)

4

 

 

 

対策その2

賢明な読者の皆様におかれましては

  • 対策がガバガバすぎないか?
  • タイトルからするとcnt=4のはずでは?
  • この対策の見出しはフラグか?

など予想されたことと思いますが,やはりこのような対策では

対策の体をなしていませんでした.

 

切れたヒューズ四兄弟

 

そもそもハウジングが傷んでいるので根本的にハウジングとコンタクトを交換するのが正解です.

 

が、ここまでの醜態を見せる私です.そこまで賢明ならばこんなことにはなっていません.

ということで対策その2としては,ポリイミドテープを巻きつけることにしました.

 

 

 

歓喜の瞬間

 

"絶縁(笑)"状態で再チャレンジです.

ようやくショートなしでのACC電源の取り出しに成功しました!

無事,電源ユニットのリレーの作動も確認できました.

 

 

 

ここまで書いてきて自身の愚かさを痛感しますが,
失敗しないとできるようにならない質なので今後も果敢に
地雷を踏み抜いていきたいと思います.

 

なお対策その3,”ハウジング・コンタクトの交換”向けの部品は調達済みです.

ご安全に!