小学生・中学生の才能発現の場となることを目的に毎年開催されているこの大会。
それに息子は初めて参加しました。
今回は自宅受験のみの開催でしたので、小学校3年生の息子はキッズBEEクラスではなく、ちょっと来年の練習にとジュニア算数オリンピックにチャレンジしました。
当日、試験時間の120分ずっと座っていられたらそれだけでもすごいなと思って見守っていましたが、実際には、息子は時間いっぱいまで難問にのめり込んでいました。
私は、いつの間にか私が思うよりずっと成長した息子に驚き、また、自分一人で数学の世界を楽しむその姿を誇らしいと思いました。
そして今日、メダルと結果報告を受け取りました。
今回は参加者全員にメダルが贈られます。
いつもは成績優秀者しかメダルは貰えませんから、きっと、この参加者全員に贈られるメダルは、不安な日々を過ごす子どもたちへの算数オリンピック委員会の皆さんからの励ましの気持ちも込められているのではないかなと私は思います。
銅メダルを受け取った息子は、とても嬉しそうに首にかけていました。
冊子の中には息子が大好きな「ピーターさん」(数学者のピーター・フランクル氏)からのメッセージがあり、それもとても嬉しかったようです。
私はというと、大会会長の広中平祐先生のメッセージに心打たれました。
まず、大会参加の栄誉を称えメダルを贈ること。そして、子ども達がそのメダルに恥じないよう勉強して大きく成長することへの期待の気持ちが綴られていて、このメッセージを読んだ息子の目はキラキラとしていました。
はじめてチャレンジしたジュニア算数オリンピック。
息子にとって素晴らしいスタートとなり、私にとっても、忘れられない大会となりました。