幼児教育において重要なツールのうちのひとつ。
それは絵本ですね。
児童を対象にした海外の研究でも、保護者と算数の話題をした生徒は算数のスコアが上がったという結果が出ています。
私と息子が大好きな絵本の中から、幼児さんすう教育の視点でおススメできるものをご紹介したいと思います。
(なお、著作権の関係上、画像はアフィリエイトのものしか使用できませんのでご理解ください。)
まず、私が1番初めに息子のために買い与えた数字の本を、以前一度記事にしたことがありますが、1歳にぴったりの本として再度ご紹介します。
■「かず」 フィオナ・ランド/主婦の友社
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚
人の感覚は大きく5つに分けて「五感」と言われます。
赤ちゃんにも五感は備わっていますが、大人と同じようには機能していません。
例えば、赤ちゃんは音を聞くことはできても、どちらの方向から音がしているのかを判別することはできませんし、生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01~0.02くらいです。
一方で、赤ちゃんの嗅覚は大人とほぼ同等ともいわれています。
そんな五感のうち「触覚」を刺激することを盛り込んだ絵本シリーズがこのBaby touchシリーズです。
とにかく触っておもしろい絵本!
これがこのシリーズのいいところ。
この「かず」の絵本では、見開きに1種類ずつ動物がいて、
「1・ほかほかのいもむしが1ぴき」
「2・がたがたのかたつむりが2ひき」
と短くシンプルな文章で続いていきます。
ほかほか?
がたがた?
と気になるかもしれませんね。
実はこの絵本、かわいい生き物のイラストに様々な生地や素材が貼ってある仕掛け絵本なんです。
「ふかふかのねこ」にはふさふさしたファー生地が貼ってあって、触るとふわふわふさふさとても気持ちがいいのです。
「ざらざらのさかな」には砂壁のようにざらざらするシートが貼ってあって、さわるとたしかにざらざらと感じるのです。
この触って楽しい絵本が、私も子どもも大好きでした。
幼児さんすう教室で読み聞かせをするときにも、みんな手を伸ばしてがたがたのかたつむりの殻をなでたり、その感覚を楽しんでいます。
ただ、ひとつ難点が…
この本は1から5までしかありません。
もしこの本が10まであったなら…と、とってもいい絵本なだけに思ってしまいます。
だから、ほんとに小さなころに、親子で楽しんでほしい絵本として今回ご紹介しました。
*ランキングに参加しています*
*MICさんすうスクール*
幼児さんすうインストラクターによる
幼児さんすう教室
小学生のための数検教室
幼小一貫のさんすうスクールで
数学の基礎を培います
ご依頼・ご連絡は
mic.soyama@gmail.com
までお願いいたします