■マルチタスクにさよなら
少し前の話になりますが、マルチタスクが注目されたことがありましたね。
いくつものタスクを、瞬時に頭を切り替えながらこなす人。
すごいなーと、当時、私も思ったものです。
しかし、最近の研究から、よりよいパフォーマンスのためにはシングルタスクのほうがいい!とわかってきました。
シングルタスクとは、「この時間はこれをする」と決めたら、ほかのものはすべてシャットダウンした環境を作り、ひとつのことに集中して取り組む方法を言います。
■ミシガン大学の研究
ミシガン大学のDavid.E.Meyer教授らの研究により、シングルタスクに比べてマルチタスクは生産性が落ちることがわかりました。
タスクAからタスクBの切り替えに要する時間。
タスクAを忘れる時間。
タスクBに集中するまでの時間。
確かにいろいろなタイムロスがありますね。
※「Executive Control of Cognitive Processes in Task Switching」
/David E. Meyer and Jeffrey E. Evans University of Michigan
→https://www.apa.org/pubs/journals/releases/xhp274763.pdf
■心理学分野からの研究
また、心理学者ミハイ・チクセントミハイ教授の研究では、マルチタスクによる思考妨害の強度は高く、幸福感が減ることが示されています。
時間を忘れるほど何かに没頭している時に邪魔をされると、幸福感が阻害されるというのです。
「もう!今、集中してたのにー!」と思ったこと。
みなさんも経験があるんじゃないでしょうか。
※「Validity and Reliability of the Experience-Sampling Method」/Mihaly Csikszentmihalyi
https://link.springer.com/chapter/10.1007%2F978-94-017-9088-8_3
■シングルタスクは二度おいしい!
いつも「この時間はこれに集中!」と、邪魔が入らないように、他のすべてをシャットダウンする。
そのほうが効率がいいし、幸福感も高い!
確かに、リビングで映画を観ている時、いよいよ終盤クライマックス!その時に家の電話が鳴ったりしたら…気分は最悪。
電話の要件を処理してソファーに戻っても、先ほどより映画に集中できないのは明らかです。
■子どもはシングルタスクが上手
子どもはひとつのことだけ考えるのがとても上手に見えます。
それを邪魔しないように、シングルタスクで過ごしている時間を大切にしてあげたいですね。
私は息子が集中して何かに没頭していると、ついつい話しかけたくなるのですが…ぐっと我慢!
ここでも親の仕事は「待つこと」ですね。
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