日本テニス「この1週間」 ITFワールドツアー女子の横浜慶応チャレンジャーで清水綾乃が準優勝 ダブルスでは伊藤あおい/川口夏実組が準優勝
■ITFワールドツアー女子の横浜慶応チャレンジャー女子(4万ドル)が11月28日~12月3日、横浜市の慶応大日吉キャンパス蝮谷コートで行われた。シングルスでは、ノーシードの清水綾乃(Team LB)が決勝に進出した。清水は1回戦で第4シードの中国選手に1-6、6-2、6-4と逆転勝ちすると、2回戦で韓国選手を、準々決勝ではタイの選手を破り勝ち上がった。準決勝では第2シードの本玉真唯(島津製作所)に6-3、6-0とストレート勝ちして、10月の浜松ウィメンズオープンに続く今季2度目の決勝に進出したが、決勝ではベラルーシの選手に3-6、5-7で敗れて、2018年以来のITF大会シングルス優勝はならなかった。本玉は1回戦でロシア選手に4-6、6-0、6-3と逆転勝ちすると、2回戦では川口夏実(町田ローンテニスクラブ)、準々決勝では伊藤あおい(SBCメディカルグループ)を下してベスト4に進出した。山口芽生(フリー)、加治遥(島津製作所)が2回戦に進出した。ダブルスでは決勝に進出した川口/伊藤組が棄権して中華台北/中国ペアが優勝した。
■ITFワールドツアー女子の豪州(6万ドル)シングルスで、清水映里(東通産業)と倉持美穂(SBCメディカルグループ)がベスト4に進んだ。清水は1回戦で今村咲(EMシステムズ)を6-3、6-7(5)、6-3、2回戦で石井さやか(ユニバレオ)に6-4、2-6、6-4と競り勝つと、準々決勝では豪州選手を6-2、6-2で下した。しかし、準決勝では豪州選手に1-6、4-6で敗れた。倉持は1回戦から準々決勝まで3試合をストレート勝ちして勝ち上がったが、準決勝で豪州選手に1-6、6-7(4)で敗れた。瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)は1回戦で佐藤光(アクロステニスアカデミー)を破り、吉岡希紗(フリー)も1回戦で内藤祐希(亀田製菓)を下して勝ち上がったが、豪州選手を下して勝ち上がった坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)とともに2回戦で敗れてベスト8に進めなかった。細木咲良(原商)、荒川晴菜(SBCメディカルグループ)、桑田寛子(島津製作所)は1回戦敗退。ダブルスでは、林恵里奈(セーレン)/清水組が準決勝で豪州ペアに7-5、0-6、[3-10]と逆転負けした。
■ITFワールドツアー男子の豪州(2万5000ドル)シングルス決勝で、越智真(江崎グリコ)が豪州選手を6-4、6-3で破り優勝した。27歳の越智は今季初、6度目のITF大会シングルスの優勝。インド(2万5000ドル)ダブルス決勝では、松田龍樹(ノア・インドアステージ)/田口涼太郎(Team REC)組がオーストリア/インドのペアに6-4、2-6、[10-7]と競り勝って優勝した。
■ITFワールドツアー女子のトルコ(1万5000ドル)ダブルス決勝で、相川真侑花(テニスユナイテッド)/緒方葉台子(グラスコート佐賀テニスクラブ)組がモロッコ/イタリアのペアに0-6、4-6で敗れて準優勝だった。
|